見出し画像

僕のようでいて、ぼくでないとき

僕は僕のようでいて僕でないと感じるときがある

僕の中に生まれてくる僕を批判する僕は

僕の心が素直になろうとすることを邪魔する


本当は素直に笑いたいし

本当は素直に泣きたい

何故僕が素直になれないのか

本当の僕は知っている



知っていることさえ知られたくなく

言葉にしてしまえば

今ここで必死に立っている僕は崩れてしまいそうに感じるから

誰のためにこんな僕を見せなければいけないんだ

素直になりたいと心のそこでは叫んでいる


崩れてしまうことが恐ろしくて

力を込めて立っていることが精一杯だ


こんな僕はこれからも

いつか力を緩めることができるようになるまで

それまではきっと

必死で立つことを選んでいくのだろう


それでも

今は前を向いて

力をこめて

生きていこうとしている




真愛


気にいってくださったら、サポートお願いします