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Photo by
voice_watanabe
流れる想いは優雅に
君は残酷な顔を時々見せるのですね
そのスリルが時には凶器に変わることを
学ぶことが大切だと知ってはいたのですが
甘い香りの中で
甘い夢を見て
甘い囁きの中で
甘い夢に触れて
緩やかに流れる時の顔を
優しい手でなぞるように
柔肌は感じていた
白い肌は揺れて
白い胸は呼吸をし
白い腰の動きに
誰もが息をひそめ
やがては触れてはいけないものを
見つけたときのように
歓びの声をあげている
開放してもいい
・・・
いや・・・
まだ・・・・
開放されない窮屈さを
楽しんでいるのだから
膨らむ息は荒々しい
最高の晩餐をまっているのだろう
宴はこれから始めよう
君の手が
大きく振り下ろされた瞬間から
流れは君に向かい
息を押し殺したまま
視線だけが君を追う
流れる想いは優雅に
天女の衣をなびかせて
溶ける全てを君が追う
今日は皆様をお騒がせしています
1日で10個の詩を綴ってみたいと思っています
チャレンジにお付き合いください
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