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コロナがもたらすトンデモ未来予想。

在宅待機となって早1か月近く。一人で家にいても、心身ともにまったく問題ありません。それもこれもインターネットのおかげ。ですが、このままこの状況が続いたらどんな未来が待っているのでしょうか。

本記事は、コロナがもたらす未来予想をトンデモ妄想ベースに展開していきます。暇つぶしにご笑覧頂ければ幸いです。


はじめに

新型コロナウイルスが世界に影を落とし始めた時、私は以下の文章を自分のライフログに残しました。

今回の新型の流感は、人々の心理的な分断を狙っているかのようにみえます。一方で、これに対抗、対処する為に生まれた新しい価値が一気に広まる予感もあります。(週記11: 3/9~3/15)

4月下旬現在、新しい価値、新しい世界は確実に訪れるのだろうという予感をさらに強く感じています。

そもそも2020年は5G元年であり、ソサエティー5.0が実現化していき、オリンピックも行われ様々なレガシーが残る記念すべき年になるはずでした。

本来ならば段階的に推進されるはずだった新しい世界が、皮肉にも疫病によって推進されていくことになったように感じます。オンライン診療の実現とか、まさにソサエティ5.0じゃん!とか思ってしまいます。

世界がコロナによってグングン加速して変化していく現在を、呆然と見つめつつも「この先どうなってしまうんだろう?」と思う私がいます。

想像してみよう

この先どうなるかはわかりません。しかし、想像することは出来ます。そこで、ここから私個人の想像?妄想?を進めていきたいと思います。

この疫病が継続して世界に蔓延し続け、今までのような世界に戻らなかったらということを前提にしての妄想です。特に、私たちの行動変容がどのような未来をもたらすのか、ということについて考えをめぐらしました。トンデモな妄想がほとんどですが、あくまでお遊びということでご笑覧ください。

また、この文章が未来を考える契機になってくれたら幸いです。


私たちの行動変容がもたらす未来予想図/ソーシャルディスタンスが徹底された世界


1.コンテンツ表現の変容

感染抑制の為に人と人との距離をとる『社会的距離(ソーシャルディスタンス)』。私たちは人と2m程度の距離を保って行動することが求められています。こうしたソーシャルディスタンスによる行動変容が叫ばれ1か月程度経過しました。テレビに出演する人たちの距離が日に日に離れ、ついにはリモート出演になるなど変化していくに従って、私たちの意識も変わってきたかと思います。

そんな今、どうでしょうか。少し前に作られたテレビコンテンツや映画を見ると、人々の距離を近く感じます。かつて当たり前だった人々の距離感を見て「密!」と思うようになってしまったのです。もうソーシャルディスタンス世界の私たちにとって、キスやハグ、ましてやベッドシーンは感染を強く想起させるようになってしまったのではないでしょうか。

知人の話によると、今後制作されるテレビコンテンツは出来るだけ接触を控えた表現になるということです。つまり、ドラマなどにおいて、握手やキスハグ、距離をつめての会話シーンはなくなるということでしょう。真偽の程はわかりませんが、あり得る話です。

2.セクハラの根絶

社会的距離をとることが当たり前の世界においては、接触系セクハラは根絶されることと考えられます。「人に接触して性的満足を得るとか、旧人類って野蛮!キモイ!」と、未来の若者の声が聞こえてきそうです。性的満足感はさておき、社会的距離が当たり前の世界では、接触そのものを気持ち悪く思う人たちは多く出現してくると考えられます。接触を気持ち悪く思う人たちが大多数になった世界では、接触系セクハラは重罪となることでしょうね。

3.親密さ表現の変容

人々は、太古の昔から親密になる為に人同士が接近したり接触をしたりしてきました。しかし、社会的距離をとることが当たり前の世界では親密表現は変わってくることでしょう。もしくは親密であるということの意味が変わってくるのかもしれません。例えばですが、オンラインで頻繁にやりとりをする人たちが親しい人たちとして認識される、などというように。

4.恋愛結婚が難しくなる

ソーシャルディスタンスによる行動変容が定着して数十年が経過した世界では、恋愛結婚が難しくなると考えます。『接触すること=気持ち悪い』と感じる人たちは、オンライン上でテキストやアイコンを交換することで恋愛を楽しむことでしょう。接触を伴う交際に対しては感染リスクを感じるはずです。よって、結婚に対してかなり慎重になってくることでしょう。恋愛と結婚を別に考え、結婚はお見合いなどがメインになるかもしれません。(結婚の際は、身辺調査を興信所とかに調べさせたりするようなことがあるかもしれません。これは悲しい妄想です。)


5.進む少子化

行動変容が進んで50年。人同士の接触を気持ち悪く思う人々は、夫婦であっても接触をさけます。セックスは旧人類の野蛮な行為としてタブー視されます。この時代では、過去の映画や文学など性的なコンテンツは危険なものとして封印されていることでしょう。子どもを授かるには、病院での体外受精がメインとなります。しかし、高額なので金持ちしか子どもを持たなくなるのです。その結果少子化は進み、やがては人類滅亡の時を迎えるのです。(笑)


6.閉鎖的な村社会の実現

感染拡大を避けるために、各自治体同士の行き来を禁じて数十年が経過した世界では、各地域を分ける境界線上には関所が設けられます。別の地域に移動したいものは、自治体から発行される手形(パスポートのようなもの)がなければ越境することはできません。越境できたとしても、他地域から来たヨソ者ということが地元民にばれると気まずい思いをするでしょう。ましてや、感染者の多い都心部から来た越境者は、時に差別を受けることもあるようです。

各自治体内でも細分化された地域同士での行き来は避けられるでしょう。近所同士、互いに監視しあうようになり、大変息苦しい世界になります。一方、オンライン上では自由に振舞える為、リアル世界とオンライン世界のギャップが激しくなり、人々はオンラインこそが現実的な世界と感じるようになるのです。


まとめ

以上が、私の妄想をベースとした未来予想です。なんだか悪い妄想にばかりなってしまいました。今生きている世界がまるで映画や小説の世界のようにも感じているせいか、未来予想もトンデモないものになってしまいます。ただ、こうした妄想世界が実現されないことを祈るばかりです。その為に今できること。私はステイホームを徹底します。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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