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NPO設立2年を経過して

更新手続き

先日、北九州市市民活動サポートセンターよりNPO法人登録の更新手続き申請書が送られてきました。今年の10月で「特定非営利活動法人あおぞら」も丸2年を経過したことになります。

設立当時の思いは今も変わらず、このnoteにも掲載していますが、ここで今一度趣意書等の一部を抜粋、当初の思い等を振り返り、気持ちを新たに今後の活動の指針としていきたいと思います。

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趣意書より

近年、犬や猫などのペットを飼う人が増える一方で、身勝手な都合による飼育放棄等により、多くの捨て犬や捨て猫が生じています。その結果、野生化した犬・猫が増え、地域の環境汚染にもつながっています


私たちはこれらの尊い命を守り、社会との共生のあり方を探るとともに、地域の生活環境を守るため、長年にわたり野良犬や野良猫を保護し、飼い主の高齢化により、手放さざるを得なくなった犬・猫を引き取ってきました。また、必要に応じて避妊・去勢手術を行い、これら犬・猫の里親探しの活動を続けています。


しかし、成犬・成猫の譲渡は難しく、里親が見つからなかった犬・猫は、活動に賛同いただいている個人宅で引き取ってもらい、それでも引取り手がいない場合には、私たち自身で飼育をしている状況です。
こうした一連の活動を個人ボランティアとして行うことは限界があります。今後は、里親が見つかるまでの飼育場所や里親探しの譲渡会を行うことができる場所を確保したいと考えています。

(こうした状況を鑑みて)多くの方に活動を理解していただき、活動に参加してもらうため、公益を目的とした特定非営利活動法人の設立を決意しました。



定款より

(目的)
第3条 この法人は、保護を要する犬猫に対して、動物保護に関する事業を行い、地域の環境保全に寄与することを目的とする。

(特定非営利活動の種類)
第4条 この法人は、第3条の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。
(1)  まちづくりの推進を図る活動
(2)  環境の保全を図る活動
(3)  地域安全活動
(4)  前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

(事業)
第5条 この法人は、第3条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1) 特定非営利活動に係る事業
① 野良犬・野良猫及び保護を要する犬猫の保護事業
② 犬猫譲渡会・里親探しに関するイベントの企画・運営事業
③ 野良犬・猫及び保護を要する犬猫に関する情報提供・啓発活動の事業
④ 里親探しのための犬猫とのふれあい常設施設の運営事業

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おわりに

現在多くの方々との連携協力を通じて、新たに里親さんのもとへ送り出すことが出来た犬猫は100匹を超えますが、更に100匹以上の子猫・成猫達を保護している状況です。

こういう状況の中スペースの関係もあり、現在は猫たちの保護活動を中心に活動をしています。今後は、今以上に啓蒙活動等を通じ皆様のご理解を得ながら、常設施設の確保もできるよう努力をしていこうと思っています。

皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。

ご連絡

mefamily@khc.bigrlobe.ne.jp

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