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小さいカフェで、物販をやってみて

最近ふとした時に、ボデガのグラスや、柳宗理のカトラリー、新しい本や、古本などが売れることがあります。
売れると思っていないので(期待していない、ということ。笑)、

ずっと探してた!
これ欲しいと思ってたんだよね。

など聞くと、置いてて(物販やってて)よかったな、とつくづく思います。
そんな、たまたまに出会うことがここ最近増えたので、紆余曲折ある物販の道を記録として残しておこうと思います。

全然、うまくいってないからね。
期待しないで読んでください。


はじめに

お店で物販を初めてしたジャンルは、文房具だった気がします。
そこから、キッチン雑貨、本、古本、アクセサリー、などなど。

右も左もわからない状態から、まずは仕入れ先を探すところから。
やったことは、実際にやっている人に聞く、です。

雑貨を販売している人に、どのようにして仕入れているのかを聞くと、仕入れサイトを教えていただけました。きっとそれが全てではないのでしょうが、図々しいお願いにも嫌な顔せず教えてくださり、本当に感謝しています。
そこから少しずつ私のお試しが始まります。

教えてもらったのは、以下のサイトです。

事業者登録をすると、卸価格を見ることができ、実際に仕入れることができます。
店舗備品としても使用できるので、販売をせずともこちらを利用するのも一つの手かと思います。

仕入れその1:文房具・キッチン雑貨

まずは、文房具とキッチン雑貨を仕入れてみることに。
自分が欲しいと思うものを仕入れてみました。

実際に仕入れて販売をしてみるも、なかなか商品は売れません。
手にとって見てはくれるものの、なかなか購入までにはいかない。

まぁ、それもそうかと思います。
お店で告知などもほぼしていないため、誰にも販売していることが知られていません。お店に来て、初めて物販があることに気づくという感じ。

そもそも、お店に物販目当てで来ていないので、眺めて終わり。
それもそのはずですよね。

そのまま売れないまま時日は過ぎ、このお店ではやっぱり難しいのかな、と諦めていきました。
在庫を抱えたままも、なんだか嫌で、また別のことがしたいと心が変わり、ひとまず今ある文房具や雑貨は片付けることに。

文房具は仕入れ値で、個人でやっている文房具屋さんが買い取ってくれました。
ありがたやー。

キッチン雑貨は、自分で使ったり、友達のギフトにしたりなどなど、少しずつ片付けていきました。

仕入れその2:本

次に興味を持ったのは、本です。
私自身、本を読むのも好きだし、本屋さん自体が好き、という理由です。

まずは取り扱いたい本をピックアップ。今でも大好きな、益田ミリさんのほんやエッセイなどを他の人にもおすすめしたいと思い、探してみると一つの出版社がヒットしました。その出版社は、ミシマ社。

こちらの「書店様へ」のところに直取引というものを見つけました。
注文方法として、電話・メール・FAXなどの選択肢があったので、実際にメールをしてみることに。

すぐに返事が来て、直接出版社から仕入れることに成功しました。

ただ、その時、本の卸値にびっくり。
利益って、ほとんどないことを知りました。

まずは、益田ミリさんの本(ミシマ社で出版している)を一通り、注文しました。
そして、益田ミリさん以外の本もちらほら注文して見ました。
もう、ワクワクが止まりません。私が欲しいから。

本を実際に販売してみて

やってみると、これまたなかなか売れません。
見てくれはするものの、買うまでに至らず。

これまた、雑貨の時と同じ現象です。
物販って難しい。

個人の本屋さんって、どうしているんだろう。
利益って、ちゃんと出せるのだろうか。

またもや、挫折です。

本については、また進展があるので、こちらは別途まとめようかと。。

仕入れその3:古本

続いて、手を出したのは古本販売です。

私はよく、BOOKOFFや、まれに見かける古書店にもいきます。
無造作に並んだ本を眺めて、ビビビッとくるものを探すのが、宝探しでワクワクするので好きなのです。

お店の中まで入らなくても、軒先に置いておけば、気軽に見れるのではないかと思い、古本を軒先で販売することにしました。

それに伴い、古物商を取得しました。
その時の覚書はこちらに載せています。

本は、自分が持っている本と、ブックオフで買ったものをひとまず並べてみました。ボリュームが少ないので、お店によく来る読書好きな方にお声掛けをし、売ってもいい本を持ち寄ってもらいました。

古本を実際に販売してみて

こちらは、値段も安いし、人目にもつくからか、ちらほら売れていきます。
嬉しい!!!!!!
まぁ、利益とやらは、ほぼ無いのですがね。

それでも、本好きな方と繋がれたり、たまたま通りかかった人が買ってくれたり、買わなくても足を止めてくれたり。。
それだけでも、やってよかったなーと思いました!

仕入れその4:アクセサリー

最後はアクセサリーです。
以前は、委託販売もしていたのですが、せっかくならたくさん売れて欲しい!と思うあまりプレッシャーに押しつぶされそうでした。

なので、自分で仕入れれば、そういうプレッシャーもなくできるのでは、ということで、アクセサリーを仕入れることにしました。

こちらも仕入れサイトを活用しています。

ただ、発注して届いてみないと、どんな感じかわからいのがネックです。
ひとまず、自分が欲しいと思うものを数点仕入れて、販売することに。
価格設定も難しかったです。

いつも、ドリンクやケーキなどの原価計算くらいはやっていますが、アクセサリーはまた違う感じで、値付けが難しかったです。

どのように値付けをしているのか、ググって、調べて、わからない。
また、ググって、調べて、わからない、、、、の繰り返し。

正解はないので、まずはやってみることに。

低価格で、手に取りやすい金額設定にしてみました。
見本になるように、ピアスやリングを自分でもつけて。
前回の教訓をいかし、こちらも軒先に出してみることに。

アクセサリーを実際に販売してみて

こちらも、ちらほらとご購入していただけました!
手に取りやすい値段設定だったから、よかったのかなー、と。

基本的に、シルバーとゴールドのアクセサリーで、シンプルなものを選んでみました。届いた商品によっては、ゴールド感がなんだか安っぽく見えるものもあったので、次はシルバーに絞ってもいいかと思っています。

合わせてカラー診断ができたら、購入の参考になりそうだと思います。

実際に、自分もカラー診断を受けて、ブルベの冬と判明。そこから、アクセサリーはシルバーが似合うということで、シルバーを集め始めたからです。

まとめ

どれもやってみて、上手くいかなかったこともたくさんありますが、学べたこともたくさんありました。

  • 仕入れ方法

  • ディスプレイの大切さ

  • 告知・宣伝方法

  • 仕入れる商品の選択基準

などなど。

この中でも、仕入れる商品の選択基準は、めっちゃ大事だと思いました。
なんでもいいというわけではなく、自分が使ってよかった物や、読んでよかった本などは思いが乗る分おすすめしやすいです。その思いも伝わるはず。

なのでこちらを活かして、今後は自分基準でおすすめできるものを少しずつ、取り扱っていこうと思っています。

この他にも細々した失敗はありますが、割愛しときます。
載せるまでもない小さい失敗なので。


ここで、好きな名言を。

私は失敗したことがない。ただ1万通りの、うまく行かない方法を発見しただけだ。

トーマス・エジソン

失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければそれは成功になる。

松下幸之助

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