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本を読めないあなたへ:学習と成長を続ける別の道

私は本を読むのが苦手です

お疲れ様です。タイトルで偉そうな事を言っておきながら、いきなり真逆な入り方をしてしまってすみません。
こういうことって中々表だって言えないので、この場を借りて声を大にして言うのですが、私は小さい時から本を読むのが苦手でした。
当時はその事すらあまり認識できずにいて、大人になるにつれて明らかに自分の活字に対する集中力の無さと読解力の無さに気づくようになってきました。

まず読んでいても頭に入ってこない、幼い時は同じ行やページを読んでも全く気付かないくらいでした。

それを言えずというか、うまく認識できずにいて、親は事あるごとに本を買い与えてくれていたのですが、途中まで読むと後は読んだフリというか、なんとなーくストーリーをかいつまむ感じでやり過ごしていました。。。
(何故だか読書感想文はあまり本の内容とは関係ない独自の感性や物語を繰り出し、それなりに評価されれてしまったのも良くなかったのかもしれません。)

その流れで、マンガもほぼ読まず、スラムダンクやらワンピースやら皆が潜ってきた熱狂の超大作に共感できないまま気づいたらおじさんになっておりました。(もちろん、現在上映中のスラムダンクの映画の話にもついていけません)

これまでの情報インプットの方法と言えば、人との会話がメインでそこで聞いた事をネットで調べたり、詳しい人に聞いてみたりと、とにかく他人任せ。でも、それなりに苦もなく楽しくやってこれてました。

コロナ禍になるまでは。。。

大人になってから改めての本への挫折

コロナ禍になり、人との会話での設定が減って、流石にインプットが減ったことに対する恐怖心から、久しぶりに読書に取り組もうと思い立ちました。
しかし、読み始めて感じたのは、幼少期に感じた苦手意識を遥かに超える、辛さでした。。

その辛さの原因についてネットで調べていると、巷でよく言われるADHDの人の特徴にぶち当たりました。
「長い時間にわたって一つのタスクに集中することが困難なことが多いです。これは読書に特に影響を及ぼします。長い文章や複雑なプロットを追うのが難しく、本を読むときに頻繁に頭がボーッとしてしまったり、気が散ったりすることがあります。」

完全に私やんw。。。
私がADHDなのかはだいぶ気になりましたが、この歳でそれが分かったとしても大したことはないと思い、まずは本を読むための対策を実践してみました。
そこで、対策として色々と試してはみました。

  1. 短いセッションで読む: 長時間一つのタスクに集中するのが難しい場合、短いセッションで読むことを試してみてください。例えば、15分間読んでから5分間休憩するなど。

  2. オーディオブックを試す: 聴覚的な情報の方が理解しやすい場合は、オーディオブックを試してみてください。これにより、文字を追う必要がなくなり、内容を理解することが容易になります。

  3. 活動的な読書を行う: 読書の間に活動を取り入れると、注意力が向上することがあります。例えば、本を読みながら歩く、または読んだ内容をスケッチブックに描くなど。

  4. 読書環境の工夫: 静かで乱雑がなく、適切な照明のある場所で読むと、注意が散らないで済むことがあります。

まー結果として、完全に頭に情報が残る読書法は見つからなかったのですが、上記のオーディオブックの手法にちょっとした工夫を加えて、本の情報が少しづつ頭に残るようになってきました。

私の対処法

オーディオブックは、AmazonのAudibleを最初に試しました。もちろんボーッとしてしまうと、完全にトピックをすっ飛ばしてしまうことも多々あるのですが、なんだかんだで聴いていれば終わるので、本質的ではないけど読了感は得られてしまうので、ちょっとした達成感は味わうことはできます。それをさらに、もう1回聞く、そうすると前回聴き逃したことやら、記憶に残っているストーリーが蘇ってきて、理解が深まります。それでも、掴みきれない章がある場合は、そこだけ聴くといったことを繰り返し、ようやく全体像が掴めていきます。(本当に本を読める人というのが羨ましい。。。)

ただAudibleだと、自分の気に入った本がAudio化されている訳ではないので、コストとの兼ね合いで、しばらくして辞めてしまいました。。。

そしてこの経験を経て編み出したのが、Kindleを音声出力してくれる機能の活用です。

必要なアプリは、KindleとAlexaのみ。簡単に言うと、Kindleで購入した本は、Alexaアプリ上で音声出力できるんです。Audibleと比較するとどうしてもロボっぽさはあるのと、たまに漢字の読み方を間違えるので引っかかりが出てきてしまいますが、これによって逆に集中を引きつけられたりしますw

先に概要を植え付ける方法も◎

そんなこんなで、このやり方で走りながらとか、入浴中とか、夜寝る前とか、時間を見つけては、気に入った本を繰り返し聴いています。

最近ハマっているのが、よくあるYoutubeの本の概要動画を見た後に、Kindle本を購入して聴くこと。これだと、全体概要はすでにイメージとしてありながら、細部のエピソードを紐づけて考えられるので、分かった感が半端ないです。動画で説明しいていたエピソードがどこで出てくるのか?という楽しみもあるし、なんせオチは知っているので、どのように結んでいくんだろうというストーリーを俯瞰で見れる感じが個人的にはフィットしています。
多くのYoutuberがこのようなコンテンツを展開しているということは、私と同じような楽しみ方をしている人が実は多くいるのではないかと勝手に推測しています。

今読んでる本はこれで知りました!

まとめ

本を読む能力って、誰もが当たり前に持っていると思われていると思うけど、読めない私にとって本当に辛いことでした。集中力が無いのか、想像力が無いのか、抽象的なものを捉える能力が無いのか、無いないずくめの劣等感に苛まれ、目の前の本を見つめるといった無駄な時間を過ごしてきた訳なのですが、工夫次第では少しづつでも本からのインプットが増やせるということに最近になって気づきました。目で読むのではなく、耳で読む方が向いている人も絶対いるはずです。

あとは、このインプットについて良く話すことですね。今度は、耳で読んだ本で得た情報をアウトプットしてみたいと思います!


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