ミヒャエル・ハネケの「白いリボン」

ミヒャエル・ハネケの「白いリボン」。白黒。カンヌ映画祭パルムドール。

宗教を厳格に守ってそうな村が舞台。表向きと違って、各家庭に怪しげな秘密がありそう。神父は家族に対して厳しすぎるし、妻に先立たれている医者も劣情をうまくコントロールしていない。放火、知能障害者に対する虐待など、いろんな出来事は何一つ解決されない。第一次大戦の開始で終わる意味合いが私にはわからないのが残念。唯一の救いは30すぎの教師と内気な娘との初々しい恋愛。

2013年9月23日

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