グレタ・ガルボの「肉体と悪魔」 (1927)

小さいころからの親友二人の間に彼女が入り込んできて、最後二人が決闘する羽目にまで関係が悪化する話です。

親友二人はジョン・ギルバートラース・ハンソン。ガルボは、まだ20歳そこそこで、とてもきれい。現代的というより、時代を超越している顔立ち、スタイル、髪型、雰囲気。世間の基準から外れた悪女タイプなんだろうけど、積極的に男をたらしこもうとするわけではなく、言い寄ってきた男が勝手に自滅する感じ。彼女に罪があるとしたら、美しいことと、何もしないことでしょう。自分のせいでギルバートが夫と決闘して、夫が亡くなり、ギルバートが兵士としてアフリカに飛ばされている間、ギルバートの親友のハンソンと結婚しちゃうんだから。

監督クラレンス・ブラウン。MGMの白黒サイレント作品。

2013年4月13日

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