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ANNEI



空から、鋭いひかりを放つ、幾つものたくさんのお星さまの大群が地上に舞い降りた。


お星さまたちは一斉に、それぞれのひかりで輝き満ちてエネルギーを放射し続けている。


「自分がこの中で一番強く鋭いひかりを放ち出して輝いている。」とは感じてはいない。


皆で一緒に同じ様に、鋭いひかりを放ち出し輝いていると感じ合っているし、そう通じ合っている。



   ⭐ ⭐ ⭐


「なぜここは、こんなにも住みずらいのだろう…。」

あるお星さまが呟いている。



「あいつ、何か呟いていたぞ?」

まわりの仲間のお星さまたちが、呟きの声を捉える。


「なんだろうね?悲しくなるね…。」

「俺のひかりが薄まっているように感じる。」

「僕は点滅しているよ。」



皆、受け取った声を聴き合って感じ合って、その呟いたお星さまにそれぞれエネルギーを向かわせています。


   .。*・゚゚ .。*・゚゚ .。*・゚゚ .。*・゚゚ 



「これで元気になるといいけど…。」

「大丈夫じゃないか?あいつも俺たちも一緒だ。」

「元気になってくれよ~。皆のエネルギーを受け取って!気づいて感じてよ!」

「うん。きっと気づくさ!俺たちからのエールだってわかるさ。皆、いつも繋がり合えているんだからさ~!」



   ⭐ ⭐ ⭐


「あれぇ😯?なんとなくだけど、元気になってきた。。どうしたのかなぁ?どこからか凄いパワーを感じる・・・」


「あ!そうだ。皆だ。皆が、エネルギーを俺に送ってくれたんだ!」


「俺の呟いた声を拾ったのか~…。ごめんよ、皆。ついこぼしちゃって、、」


     


❇️『あなたのこぼしたエネルギーは、皆で拾いましたよ。』

❇️『皆、それぞれもあなたと同じように感じ取りましたよ。』

❇️『皆で、あなたのこぼしたエネルギーを拾い集めてパワーを送り合って、もとのあなたの鋭いひかりへと戻しました還しました。』




「あ、そっか!うん。皆、ありがとう😂!!支えられたよ!皆から送られたパワーで元気になったよ!」




     ❣️  ❣️  ❣️


「聴こえる。。声が聴こえるよ!」

「おお。聴こえるな!無事届いたんだな!」

「うわぁ!良かったー!元気になったー!嬉しいーー!」

「本当に良かったわよね。あのこの元気が感じ取れるわね!」

「エネルギー、戻ったな。鋭くひかっている。」

  


「そうよ、そうよ!皆、鋭いひかりを放っているんだもん!光輝いているのが、いつもの姿なのよ。」

「たまにはエネルギーが切れそうになることもあるけどな。そういう時は《休め》とか《寝ろ》とか《笑え》とかそういう知らせってのもあるよなぁ。」



      🌞  🌞  🌞


「うん。そうだよね。ツラいときは休んだり心が元気出ない時はよく眠ったり寝転んだりダラダラしてみたり、顔の表情がうまくいかない時は笑う声を口から出してみるのもいいアイディアと思うんだよね。アハハハ。ウヒヒヒ。オホホホ。デヘヘヘ。ガハガハ。ウハウハ。ってさぁ。」

「聞いているだけで笑いそうだな😁。」

「笑う、って一番の特効薬だからさぁ。思いっきり笑って、笑い飛ばしていっちゃうのも凄いパワーなんだよね~!」



   ⭐ ⭐ ⭐


「あ~🤗!皆の声が聴こえる!楽しそうに笑い合っている声。仲間でエネルギーを送り合っている様子。俺の様子を皆で感じ取り合っている姿。・・・元気になるなぁ。それだけで、俺はもう、いつもの俺に戻っている。還っている。」

「Thank You!皆。ありがと~~ぉ😂!!」



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ようやく気づいた、美しいひかりの輝きの源。


それは、皆が皆を愛しているってこと。


皆で愛し合っている、そのエネルギーが、中から美しいひかりを引き出して輝きを増している。


そのひかりに触れると、愛し合っていたことを、いることを、思い出してくる。



「そうだ、そうだ。こうして俺たちは、皆で愛し合い敬い合い慈しみ合い、支え合って労り守り合い、それぞれがそれぞれを大切に育みながら皆で生きて来たんだ!いるんだ!」


「それを忘れるところだった。忘れてもいいのだけど、忘れられないものであった。」


「忘れかけると思い出させてくれる。皆が、皆に、エネルギーを送り愛、“お~い!戻っておいで~!還っておいで~!”って知らせてくれる。」


「俺のひかりは皆のひかり。皆のひかりは俺のひかり。それを、、思い出させてくれる・・・」




     🌠  🌠  🌠


お星さまは元気になりました。もとの状態に治りました。


この先も色んな事があるだろう。起きるだろう。だけど俺には皆がいる。たくさんの仲間たちと共に一緒に歩んでいるこの世界の道のり。。


ツラい時もあるけど、苦しい時もあるけど、生きづらいなと感じることもよくあるけど、それでも俺は、この世界を生きることを選んで、望んでここに来たんだ。

それを忘れないようにしよう。


なんのため・・・

なんのため、とかない。

ただ、この世界を生きてみたい。生きて観て行く。


この世界での【愛】が、どういうものかを知りたい。感じたい。感じ取りたい。味わいたい。味わってみたい。

この〔肉体〕というからだを持って体験したい。経験を積んでいきたい。


【愛】って、カタチはないけど、ないけどその【愛】がどのようにいろいろなカタチとなって現れ出されるのかを、したいし、やりたい。観たい。観続けていきたい。。


それを、俺は、やりに来た・・・




   ⭐ ⭐ ⭐


お星さまは、

自分の姿を、思い出しました。






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