映画『ブルーピリオド』-自分をさらけ出す強さ、何をしたいか分かる強さ、肚を決める強さ
#ブルーピリオド 観てきました。
映画を観てボロボロに泣いたのは久しぶり。
山口つばさによる漫画が原作で、高2生・八虎が絵を描くことに目覚め、東京藝大油画科現役合格を目指すことになるストーリー。
成績優秀、コミュ力強い八虎は、絵に出会うまで世渡り上手く生きてきたんだけど、選択美術で描いた絵をきっかけに「生まれて初めて人とちゃんと会話した気がした」。
美術部員や教師との出会いもあり、進路選択の事情も手伝い、あれよあれよといううちに藝大一本目指してひたすら描く生活に突入することに。
自分をさらけ出す強さ、何をしたいか分かる強さ、肚を決める強さに、人は心を動かされるってこと。
生きる本質を、絵を描くたびに掴んでいく八虎の姿は美しかったです。
そして、子育てって、子どもが好きな何かに出会えることさえ願ってやれば正解なんじゃないかと思いました。
それは、自分育て、に視点を変えても同じ。
情報過多でスピード感に戸惑うような時代だけど、本質はシンプルだなと、すがすがしく思えた作品でした。おすすめ。
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