私が夏を感じるとき
・蝉の声が聞こえ、やがてそれが耳につくように四六時中BGMになったとき
・買ったセブンイレブンのアイスコーヒーが汗をかいているとき
・風呂上がりにふいてもふいても顔の毛穴という毛穴から汗が噴き出すとき
・洗濯物が乾くのが早くなった時
プール帰りの小学生の集団が私の前を通り、腕時計の短針は午後2時を指す。コンビニで買ってきたアイスとコーラで、クーラーをがんがんにつけていたらお腹を壊すも懲りない。寝てもいいし、かいた汗を流して、こないだメルカリブックスで買った本を持って、喫茶店巡りをしても良い。
何をしたって誰にも何も言わせない。私の夏。陽炎にゆらゆら揺れて屈折がなくなるところまで歩く。
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