魚の目と赤子、ときどき関根

2020年7月17日

今日は赤子を連れて病院へ行き、口腔外科と皮膚科をはしご。

2週間前から口を開けると耳横が痛くなるのと、産後突然足裏ががっさがさになりここ最近は歩くと痛むほどに。

緊急ではないのでしばらく放っておいたけど、何が楽しくてこんな毎日何回もきついきつい思いながらやり過ごしてるんだと病院行きを決意。

他のことについても同じだけど、こういう小さいストレスほどさっさと潰すに限る。

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赤子のミルクの時間まであと30分というところでようやく口腔外科が終わり皮膚科へ。こんなに長くなると思っておらずミルク持参なしで、すでに赤子がぐずりはじめている。

関根勤をおじいちゃんにしたようなドクターにその旨伝え、ガチガチに皮膚が硬くなった足裏を差し出す。

診断名はcornとcalluses、すなわち魚の目とたこ。魚の目ってfish eyeじゃなくてcornなんだと感動! いわれてみればトウモロコシっぽい!

カッターでたこ部分を削ぎ落し、魚の目部分は何かで引きちぎるDr.関根(本名Dr.ガンガラム)、けっこう痛いぞ。高級ホテルのような病院の片隅でこんな原始的な治療を受けている状況にツボる...。


視界の隅には空腹でぐずる赤子とそれをあやしてくれる非常にありがたき看護師さん。

そんな中、皮膚がいかに硬く分厚くなっているかをいちいち私に確認させたがるDr.関根。

そのたびに体を起こしカッターで削った皮膚をWow~ Oh..と大袈裟に確認する気遣いの塊のような私。

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なんだこのシュール&カオス。目の前の愛おしい私の日常。

前より少しだけこの国をいいかもと思えてる。赤子とともにマレーシアで生きている。

そうなんだ。こういうどうでもいい日常を私は日記に残したい。たまにはマレーシア情報もいい。自分に酔いしれる真夜中の戯言もいい。

でもこういうのなんだ。

自分の感性を見逃さず残しておくこと、習慣にしたい。


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