スタートアップ1人目社員ってこんな感じ!って話をします
こんにちは!久高です!
久しぶりのnoteで、謎の緊張感に包まれながら書いてます。
実は昨年の6月に転職をし、ISMSオートメーションツールを提供するSecureNavi株式会社に1人目の社員として入社しました。
今月でちょうど1年が終わることに気付き、体感速度と時間の進み方の違いに震えつつ、noteを書こうと思い立ち、今に至ります。
これは書き始めてから気付いたんですが、実はスタートアップの1人目社員の情報って意外と少ないですよね。なので、今回のnoteではスタートアップの1人目社員ってこんな感じだよ!っていう話をしたいと思います!
具体的には
1人目社員って、どういうきっかけで入るの?
1人目社員としてビジネスサイドを立ち上げる中でやったこと
スタートアップって1年でどのぐらい変わるのか
などについて、書かせていただきます!
この記事がスタートアップにチャレンジするか悩んでいる方に、少しでもお役に立てれば嬉しいです!
まずは自己紹介
1人目社員についての話をする前に、皆さん「まず、あなたは誰ですか?」を解消させてください!(自己紹介はあまり興味ない!って方は飛ばして頂いてもOKです。)
将来は家族で石垣島にUターンして、地元でもおもしろい仕事をするのが、個人としての人生の目標です。
なんでSecureNaviに入社したの?
正直に言うと、セキュリティ領域の会社に入るなんて、全く考えてもいませんでした。マーケ・セールスの経験が長い自分にとって、セキュリティってとにかく面倒で、難しくて、よくわからないものでしたし。
ただ、たまたまWantedlyで見つけたSecureNaviの「創業初期!立ち上げ!」というワードが気になって申し込んだカジュアル面談で、大きくイメージが変わりました。
当たり前だけどセキュリティはすごく大切なもの
カジュアル面談では代表の井崎が出てきて、「え、カジュアル面談で社長出てくるの?」と驚いた記憶があります(その当時はフルコミットが井崎1人だったので、今振り返ると当たり前なんですが…笑)。今、思うと、そこで井崎と話せたことがすごく大きかったです!
代表の井崎は自分が思い描いていたセキュリティの面倒臭さや難しさについて、初心者の久高でもわかるように説明してくれただけでなく、なぜセキュリティは面倒で難しいと思われているのか、そして、その面倒臭さや難しさを解決することで多くの企業が守ることができ、企業が提供するサービス利用者(個人)も守ることができることを、熱量高く話してくれました。
確かに、セキュリティがすごく大切だということは、実はほとんどの人が知っていますよね。ただ、よくわからない、面倒くさい、難しい、といった理由で敬遠されています。結果的に実は多くの企業や個人が危険にさらされていた、という状況も少なくありません。
「SecureNavi」というプロダクトを通して、こんな今の状況を変えられそう!と感じることができたのは、転職を決めた大きな理由の一つです。
※SecureNaviのことを知りたいという方はこちらをご覧ください
代表の井崎の人柄が良すぎた
実は、代表の井崎の人柄が良すぎたというのも理由の一つです。他のメンバーも入社エントリーで書いてるんですが、とにかくオープンでビジョンに真っ直ぐで、一緒に働きたい!力になりたい!と思ってしまう人なんですよね。
いや、これはもう会ってもらえるとよく分かると思います。
気になった方は、ぜひこちらのMeetyにお申し込みください!
1人目社員ってどんな感じ?何するの?
前置きが長くなりました。ここから本題の1人目社員ってどんな感じ?について、お話させていただきます!
1人目社員ってどんな感じ?
結論から言います。
何もない、ゼロからのスタートです。
大事なことなので、もう一度いいます。
まっさらなゼロ、何もないゼロからのスタートです。
ちょっと、ゼロからっていうのはいいすぎたかもしれません…。ただ、本当にゼロに近い状態から始まりました。
例えば、入社当時、以下のようなものはありませんでした。でも、これは当たり前です。ここに書いたことは、1人目社員として入社したあなたが代表と一緒に作り上げるものです。
正直、普通に社会人をしていたら出会わない状況ですよね。でも、やってみると結構面白かったです。何よりも、自分たちで未来の仲間のために、1から作り上げていく取り組みは、とてもいい経験になりました。
どんな仕事をするの?
仕事内容はポジションによっても違うと思いますが、久高の場合、ビジネスサイド(マーケティングやセールス)の立ち上げがミッションだったので、1年間で以下のような業務をしました。
こうやって書くと綺麗な感じに見えますが、最初は大変でした…。
例えば、
・CTAがちゃんと設定できていないLP
・広告アカウントはとりあえずあるだけ
・リードと商談情報は代表の脳の中 など
井崎1人で回していたので、当たり前と言えば当たり前ですが、カオスな状況でした。そこから、一つ一つ整理していきながら、仕組み化していきつつ、最重要なミッションでもある契約数も増やしていくのは仕事としては面白いですが、体力的には結構きつかったです。
1日に5〜6商談しながら、STUDIOでサービスサイトを作ったり、WEB広告運用をしたり、新しいマーケティングのキャンペーンの企画・実行をしたり、採用活動したり。今もう一回最初からやって!と言われたらちょっと考えてしまいます。笑
ただ、こんなに幅広い業務やカオスを経験することは中々できないですよね。
実際ここまで書いてきた業務は、一般的な会社で働いている場合、担当部署がわかれていて、経験できないことも多いと思います。そんな幅広い業務やカオスを経験できるのは1人目社員や初期メンバーにしかできない特権と言えるかもしれません。
ビジネスパーソンとして成長したい、幅広い業務を経験したい、もしくはカオスを楽しんでみたい方は、初期メンバーとしてスタートアップにジョインすることはすごくおすすめです!
ただし、その裏返しで、業務負荷が大きくなりやすいことや小規模組織ならではの金銭的な制約、泥臭い業務もたくさんあるので、ただ楽しいだけではありません。ここは理解した上でチャレンジすることで、ギャップが少なくなり、1人目社員や初期メンバーとして活躍できるのではないでしょうか。
久高自身としては、現在進行系でいい経験をさせてもらっています!
もっと詳細に知りたいという方はぜひMeetyからお声掛けください!
働き方ってどんな感じ?
SecureNaviの場合は、フルリモート・フルフレックスのため、場所を選ばず、仕事の時間もある程度、自分でコントロールできる環境です。
久高の自己紹介で記載したとおり、夫婦共働きで小学校1年生の娘と今年4月から保育園に入った0歳の息子がいます。
なので、朝は朝食や学校の準備、小学校や保育園のお見送りなどから始まり、夕方は夜ご飯の準備、小学校(学童)や保育園のお迎え、掃除、洗濯、その他にも名も無き家事が山程があり、夫婦で分担しながらやっています。
ただ、盛りだくさんの家事や育児も、フルリモート・フルフレックスの制度をうまく使うことで、仕事と両立できています。
例えば、朝早めに起きて1時間仕事をしてから、朝食準備、小学校へのお見送りをし、朝の家事を終えてから、再度仕事を開始。
夕方も少し早めの17時頃に中抜けして、娘や息子のお迎え、夕食準備、夕食やお風呂などを済ませて、子どもたちが寝てから再度1〜2時間仕事をする、などです。
特にご家族がいて、スタートアップにチャレンジするか悩んでいる場合、給与面に加えて、家庭と両立ができるのかは気になるポイントだと思います。
すべてのスタートアップがそうとは言い切れませんが、最近では働きやすいスタートアップもすごく増えている印象です。SecureNaviのように制度として作っているスタートアップもありますし、スタートアップならではの少人数である強みを活かし、一人ひとりが働きやすいように調整できる会社もあるので、スタートアップへの転職を考えている方は情報収集してみるといいかもしれません!
実はこういうMeetyもやってるので、話してみたい方はお声掛けください!
1人目社員として経験できること
ここまで、1人目社員として入社するきっかけや経験できる仕事内容、働き方について、話してきました。
ここからは1人目社員として、個人的にここが一番良かった!と思える経験について話していきたいと思います。
1人目社員として経験できてよかったこと、それはずばり事業と組織の成長を肌で感じられることです。
ある程度の規模の会社で働いていると、自分が関わっている事業や組織が大きい分、自分自身がその事業や組織に与えられている影響を感じられないことがあると思います。
初期のスタートアップでは、自分のやった仕事が事業と組織の成長に直結します。自分の出した成果が、事業や組織の成長スピードを決めると言っても過言ではありません。個人的にはここが一番、経験できてよかったと思った点です。
もちろん、これまで経験した会社でも、本気で仕事をしていましたが、1人目社員としての経験は、仕事に対する本気度や必死さを何段階も上げてくれたと感じています。
SecureNaviに入社して1年でMRRは600%以上成長し、2022年1月には1.3億円の資金調達を行いました。
そして、そこから半年も経たないうちに、代表の井崎と2人だけだったフルコミットメンバーは6名になり、プロダクトサイドとビジネスサイドそれぞれで心強い仲間が増えています。
何度も言うように、簡単なことや楽なことだけではないですが、事業に向き合うことでいつの間にか個人としても成長できますし、組織が強くなっていく過程を感じられるのが、とにかく、めちゃくちゃ楽しいです。久高個人的には転職を後悔したことは1mmもありません。必ずうまく行くとは言えませんが、経験者としては1人目社員や初期メンバーはおすすめしたいと思っています。
ぜひ転職を考える際は、初期スタートアップへの転職も検討に入れてもらえると嬉しいです。
最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
今回、書かせていただいたのはあくまで久高個人の経験と主観です。どの程度、他の会社と共通しているのかは明確に示せないですが、少しでも読んでいただいた方のお役に立てていれば、とても嬉しいです。
最後に久高が所属するSecureNavi株式会社についても紹介させてください!
SecureNaviは情報セキュリティの面倒くさい、難しいをなくし、誰でも簡単に自社のセキュリティレベルが上げられるサービスを提供していきます。
自分たちで言うのもなんですが、IT化やデジタル化が進み、情報の取り扱い方法や守り方がより重視されるこれからの時代にマッチした、面白い挑戦ができる会社だと思っています!詳しくは↓をご覧ください!
ありがたいことにお客さまも増え続けており、久高が入社した1年前と比較すると、600%以上の成長をしています。フルコミットメンバーも6名となりましたが、それでも全ポジションで人が全然足りていません…。
少し興味があるという、そこのあなた!
ぜひお気軽にカジュアル面談をお申し込みください!
それでは、カジュアル面談でお会いしましょう!