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親が離婚をした時にどういう影響が出るのか

子どもの権利条約を調べている時に、大正大学青木聡教授のYoutube動画を見つけたのでご紹介。

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青木聡教授 2020.05.22

青木先生の研究のテーマは

離婚と子どもです。親が離婚した時に子どもにどういう影響が出るのかと言う事を研究しています。子どもは親が争わないのが良いですね。離婚はまぁ関係無いと言うのが、子どもの前では喧嘩しない。さっと離婚して後は子どもと会えるようにセッティングするのがコツですね。

離婚と子ども

今色んな注目を浴びています。ちょうど法務省が共同親権にするかどうかと言う検討会を立ち上げて、世界の常識なんですね。日本だけです、アジアでも。

子どもの権利条約と言うのがあって、子どもが両方の親に育てられてると言うのは、子どもの権利なんですね。子どもの権利条約が批准された時に、国内法を変えてるんです、全部、共同親権に。日本はそれを先延ばしにして今日まで来てる。

自分の親が離婚をしているとか、そこで苦労をしていると言う学生さんも沢山います。視点を持つだけでも子どもに対する関わり方も変わりますし、夫婦関係の持ち方も変わってくると思いますね。もうちょっとインターバルをとか愛のある家庭をとか。

臨床心理学科での学びとは?

臨床心理学は人の心に関して関心がある人とか、人の心のケアですね。関心がある人が集まってくる学科ですね。色んなテーマで心のケアが必要になっていって精神疾患とか発達障害とか今みたいな家族の問題とか、そういった所で起きている心のケアをどうやってやっていくのかと言う事を学んでいます。

大正大学 臨床心理学科の特徴は?

大正大学、特に臨床心理学科はアットホームですね。みんな顔見知りで、みんなで会話をしながら、進めていくみたいな、そこはとっても雰囲気が良いかなと。臨床心理士と言う資格が出来た時に全国で10校だけ指定校と言うのが始まって、その時の旗振り役だったんですね。なので凄く伝統があって、臨床心理士から国家資格の公認心理士と言うのを作る時の、運動の中心にいたのも、ここの大学の先生だったり。かなり臨床心理士の力があるかなと。私もここに働けて幸せだなと思って、有名な先生が沢山いらっしゃるので。

今後の夢は?

世界中の離婚研究者集めて、日本の離婚ってこんなに変だって言うのを世界に発信して欲しいです。

臨床心理学科で学ぶ学生像は

臨床心理に進学したいと言った時に結構親御さん、将来の進路どうするんだろうとか不安になったりする方もいらっしゃって、それに関しては学科の中でですね、傾聴とか対話の訓練とかカウンセリング技法の習得も沢山やって、それで内向きの学生も結構喋れるようになって社会に出ていくので、そういった面は良いかなと思います、社会で活かせると思いますね。何よりテーマが身近なので、面白いと思います、授業が。

心の問題を学び社会で活かす

最近だと虐待とか発達障害とかニュースで話題になっているような、心の問題ですね、心のケアが必要な事に関心がある学生に来てもらえたら良いかなと。

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今後日本も子どもの権利条約に併せて国内法を整備していく状況の中で、より専門知識のある方が活躍する場が増えてくるんでしょうね。離婚による子どものへの影響やリスクを最小限に、チルドレンファーストで法改正と制度や運用の見直しをして欲しいですね。





サポートは別居や離婚を経験した子どもの支援に活用させていただきます。宜しくお願い致します。