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2018年9月15日 内湾地区復興まちづくりワーキング


防潮堤の高さの施工ミスによる協議。この施工ミスに対して
① 背後のかさ上げ
② 高さの作り直し
③ 代わりに振興策
の三つの選択肢を県が出してきた。内湾地区は協議をし高さの作り直しを選択したにも関わらず、知事は、そのような事業に県費を使うことはできないとし、作り直しを行なわないということを表明。県はさらに改良した背後地のかさ上げ案を提示して来たが、内湾地区では、さらに地区会などを行い協議をして合意形成を行った結果、やはり作り直しを要望。


その過程において住民の要望に伴い気仙沼市、気仙沼市議(全員の連名)が、それぞれ県知事に住民の意向を組むよう要望。
地元出身県会議員以外の県会議員は、全員作り直しを選択していない。理由は今まで多くの災害が起こっている中で、作り直しに復興予算は使うべきではないとの判断。


市の立場としては、現時点で県は作り直しを行いわないとの姿勢を変えてはいない、県議会で作り直しを承認する可能性はない状況、ここで一番避けたいのは防潮堤は下がらない、背後も上がらないという事態。なので、かさ上げのリミットが迫る中、防潮堤の高さが変わる変わらないにせよ、背後をかさ上げすることを市は選択。しかし、そのことによって防潮堤を作り直さないことに合意したとみなしたわけではないとの見解。


内湾地区も市の方針には賛同し、防潮堤の作り直しに関しては引き続き議論をしていくとのこと。県は背後のかさ上げを進めることには、もちろん提案者なので賛同。防潮堤の見直しは了承したわけではないものの、かさ上げで費用負担をしても、今後の結論で防潮堤の作り直しとなった場合は、施工業者等との責任割合において費用負担を行うことを認めた。

記者会見資料(9月3日)は県知事の謝罪文。
文面通り読むと、防潮堤施工ミス以降、内湾地区の方々が全く非がないにも関わらず、言われのない批判を受けていることに対する謝罪。

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