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2020年2月11日 311当事者ネットワーク「ヒラエス」東京フォーラム

広域避難の方々が抱えている現状や心の葛藤。当事者であり支援を行う方々、支援者が抱えている葛藤を伺った。311当事者ネットワーク「ヒラエス」東京フォーラム。昨年自分も少しだけ登壇させてもらった。


「ヒラエス」はウェールズ語で「望郷・郷愁・憧れ」などの意味。失ってしまったものを言い表すことは難しい。当事者ネットワークの名称の由来。
 心の琴線に触れる言葉をたくさんもらった。自分のコンパスがどこを向いていたかはっきり思い起こされる。前から気になっていた本も手に入れた。ほんとに来てよかった。


◯過去のフォーラムで寄せられた当事者の願い
・せめて福島の事故を教訓にして全ての原発を止めてほしい。犠牲があまりにも報われない。あまりに軽視している。
・誰もが「言いたいんだけど、なかなか言えない」という思いを感じずに「言いたいことを普通に言いえる」社会にしたい。
・一人一人が「これでよかった」と思えること。お互いに他の人の苦しさや大変さに思いうを至らすことができること。
・自由に自分の思いや意見を言える国。一人一人の尊厳が守られる国。
・避難して見えてきたことを大事にしたい。一人一人の生活権利が守られるように。
・家族が健康で夢を持って頑張っていきたい。
・避難することが特別なことではない社会へ。
・被災者ならではの苦しみを理解してもらえる世の中になり、制度や法律になればいい。
・喪失感という感情をどう立て直し埋めていくのか一緒に考えてほしい。
・より自分らしく生きていたい。
・今は一人一人の避難者かもしれないけど、一人一人が支援者になる日が来ますように。
・子どもたちも大人もみんなお互いに優しい気持ちで生きれる社会がいいな…
・自分を大事にして大丈夫。お互いに「苦しみ」を和らぎあえる。

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