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8月7日 ブラジル2日目の夜「ブラジルの食事がブラジル人をつくる」

「ブラジルの食事がブラジル人をつくる」
それと同様に「日本の食事が日本人をつくる」

いま振り返って、しみじみ感じています。

どの国も、歴史的にも地域的にも、豊かで厚みのある食文化を持っています。本当に多様です。
「日本食」と言うと寿司や刺身、天麩羅を挙げることが多いですが、もちろんそれだけではありません。
同様に、というか日本の22.5倍の国土を有するブラジルを考えるとき「これがブラジルの食事」などというように到底一括りにはできるはずがありません。
それでも、その国に典型的な食事・料理の形があることもまた事実です。

8月7日、ブラジル2日目の夜。宿泊ホテルでの夕食は、割と典型的なスタイルだったように思います。日本のブラジル料理屋さんでも食べることができるような。

手前がサラダ。奥が干し肉を焼いたもの。最奥のカップに様々な付け合わせ
焼いた干し肉
各種、付け合わせたち。パラっとしたお米

サラダと付け合わせ、細長くパラっとした米、噛みごたえのある焼いた干し肉。どれも美味しかったです。

若竹のような、白っぽいパウミット。私も妻も大好物

本当に美味しかったのですが、これぞブラジルの食事。
味付けと量が、濃くて、強かったです。

3人で食べても歯が立たず、惜しくも残してしまいました。
周りのテーブルを見ると、お子さん連れのご家族や恋人同士のカップルなどが数組いました。料理を平らげていたり残していたり、いろいろでした。

店内の様子

日本の食事でつくられた日本人の体を持った私は、ブラジルに来て初の夕食で、食の洗礼を受けたのでした。数日経ってから、この食の洗礼が効いてくることになります。

つづく

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