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TVer生活:きょうの健康・“幸せホルモン”でストレス解消 「運動はリズムにのって」

【きょうの健康】
“幸せホルモン”でストレス解消 「運動はリズムにのって」
初回放送日: 2023年7月3日

TVer検索:「きょうの健康」
https://tver.jp/search/きょうの健康

配信終了2023/07/10 20:45


  ストレスを上手に解消するために今注目されているのが「幸せホルモン」。

  「幸せホルモン」には、主にエンドルフィン、オキシトシン、ドパミン、セロトニンの4つがある。

・エンドルフィン:高揚感・満足感・幸福感を高める。

・オキシトシン:愛情を形成、心に安らぎをもたらす。[例]動物を見てかわいいと思ったときに分泌。

・ドパミン:達成感・爽快感、集中力を引き出す。
[例]目標達成で分泌。

・セロトニン:精神を安定、不安・ストレスを和らげる。[例]温泉につかって、ほっとした時に分泌。

  正確には、ドパミンとセロトニンはホルモンではなく、「神経伝達物質」であり、神経細胞だけに作用します。

  エンドルフィンとオキシトシンはホルモンであり、血液を通っていろいろな臓器に作用します。

 これら4つの物質は、いずれも脳から分泌され、気分やストレスによい効果を及ぼします。

 
《エンドルフィン・ドパミン・セロトニンの分泌を促す運動法》

・ドパミンの分泌を促す運動とは、目標が達成でき、「頑張れた」と感じられた運動。運動した後のスカッとした爽快感は多くの場合、ドパミンによる作用です。ドパミンを分泌しやすい運動とは「小さな目標を達成」した時、がんばれたと感じる運動。

・エンドルフィンはジョギングやウォーキングなど心肺機能を高める運動。エンドルフィンは「ランナーズ・ハイ」の様な高揚感で、苦痛を和らげるために分泌される。エンドルフィンは心肺機能を高める運動で分泌されやすいもので、ジョギング・ウォーキング・階段上りなどでも良い。目安は「ややきつい運動」、時間としては30分以上。

・セロトニンはウォーキングやペダルこぎなど一定のリズムのある運動を繰り返すと分泌されやすい。セロトニンは「安定」と関わる物質で、一定のリズムのある運動で、脳が「安定している」と感じた時、それを保とうとして分泌される。セロトニンの分泌により、不安感やストレスが和らぎ安くなる。家の中での踏み台昇降もおすすめ。

   ウォーキングやジョギングを一定のリズムで30分以上行えば、セロトニンやエンドルフィンが分泌されやすくなる。続けた結果「がんばった」という達成感でドパミンの分泌も促す。



【参考】
【NHK健康チャンネル】検索ワード:ストレス
https://www.nhk.or.jp/kenko/search/?qt=ストレス&st=1


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