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Netflixで最近見たドラマと映画

Netflixで最近見たものの感想です

①Sweet  home -俺と世界の絶望-

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グリーンホームと呼ばれる20階建ほど?のマンションを舞台に、謎の病原菌が蔓延し、感染者は一様に人を襲う不死の異形と化してしまう状況を生き延びるサバイバルホラー。こういう篭城系のサバイバルホラーは怪物よりもヒト同士の猜疑心や軋轢で崩壊していくんだと思ったら適度に怪物が襲ってきてみんな活躍するのでむしろ話が進むほど団結して絆も深まっていくという。主人公が真っ先に怪物になるも怪物化を克服して一級の戦力になるって展開、鬼滅でもチェンソマンでも呪術でも見たけどシンクロニシティか?全10話だけどS2にも続く気になる引き方で終わるのでスッキリはしない。

②デンジャーゾーン

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原題はOutside the wireで訳すと「基地の外側」みたいなニュアンス。命令違反でウクライナの紛争地に左遷された優秀だけど自惚れのあるドローンパイロットと人工知能とバイオ技術で作られた上官2人で核兵器を起動しようとするロシアの過激派を探すミッションに飛び出す…という映画だけど久しぶりに時間を損した気になった!まず時間の流れが不思議で主人公が左遷先に到着した直後からAI上官と作戦開始、出発し、色々あって主人公だけ基地に戻ってきて核攻撃を阻止しに再出発、見事ミッションを完遂するまで1日半!途中で基地の司令官に応援要請を出すが、司令官は「昨日の夜来た新人が翌日の昼には黒幕を突き止めて支援要請を寄越してきた」ことに困惑しただろう。(その辺描写されてたけどその後それを鵜呑みにして銀行を空爆する司令官もどうなの、結果間違いだったし)

てっきりヒトとAIのバディものかと思いきや「NYに核を落として平和な世界を作ろうとする(?)AIの反乱」という話になる。主人公はAI上官に騙されて彼が暴走した際に制御する安全装置を切除するのだが、「発信器を取ってくれ、敵にバレる」と嘘を付かれてそれに従う。それは味方の米軍が付けた発信器なのだから敵側にバレるのはおかしくないか???っていうか外せる発信器でしか彼を監視してないのか??そもそもAIは本来人に嘘をつけないのだが、「彼の目の前でルールを破る人には嘘をつける」という非常に曖昧な指標のもとで嘘をつくことが可能になるという。もちろん味方にも。コイツはなから反乱する気満々ですよ!というわけで核兵器の発射コードを手に発射サイロに向かうAI上官を止めに行く主人公。司令官の前で「自分の撒いた種は自分で片を付けます」と宣って単身AI上官を止めに行く…という展開はヒロイックだけどコイツ、一昨日までただのドローンパイロットで実践経験ほぼゼロですよ!画面の向こうでお菓子食べつつボタン一つで人殺してただけのアマちゃんをそんな危険なミッションに遣わすなよ!!いやそれで勝っちゃうのかよ!アンソニー・マッキーの無駄使いだな!

2時間ほど時間を無駄にしたい人に

③パラサイト 半地下の家族

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これは2時間を充実した時間にしたい人に!金ローで放映されていた時は無視けどやっぱり気になって見てみたらさすがアカデミー賞を受賞した作品、コメディありサスペンスありホラー描写ありで一作品で二度も三度に楽しんだ気がする。この映画はちょうど半分からガラッと印象が変わるという噂を聞いていたので構えていたのですがそれでもあの展開にはおおっとなりました。

最後はしんみり悲しい終わり方、前科も付いちゃったしきっと彼を助けることは出来ないんだろうなあ。

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