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赤じそジュース、季節の移ろいを楽しむ手仕事

蒸し暑い夏には、さっぱりと爽やかな飲み物の喉越しから涼を感じたくなりますよね。今回は、この季節ならではの豊かな自然によって生まれた「赤じそシロップ」をご紹介します。青梅のタイミングを逃したーなんていう方にもオススメです。

赤じそは、日本に自生する「和のハーブ」で知られますが、この時期になると梅干しの色つけに赤じそを使って仕込む農家の祖母の手慣れた梅仕事を思い出します。最近では、実から採れるオイルにも強い抗酸化作用があることがわり、その健康効果に注目が集まっています。

赤じその旬は、6月から8月と短く(青じそが5月から9月)、季節柄の体調を手助けするビタミン類やミネラル、ポリフェノールが豊富で夏バテ予防に効果的です。たっぷり使って、シロップにしましょう。

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赤じその選び方ですが、流通している農産物には、たいてい農薬が使われています。日本のように梅雨のある高温多湿の気候では、病害虫から守る手段には農薬は欠かせないものです。健康に影響をおよぼさない安全性の基準のもとに使用されていますがそれが気になる場合は、信頼のおける店舗が扱うもの、安心できる人に作られたものを選んで購入するのがベスト。

材料は、赤じそ、クエン酸、甘味料のみ。様々なレシピがあるので、ここでは大まかな流れをご紹介します。赤じその茎と葉をよく洗って水気を切り、沸騰させたお湯に入れます。真っ赤な色素が抽出できた状態でそこにクエン酸を含むレモン果汁または酢などを加え、最後に甘味料を加えます。

ネットに掲載されているものや既に作ったことのある知人のレシピには、水あるいは炭酸で割って飲むシロップタイプ、さらりとしたジュースタイプと、色々な味わい方とアレンジがお楽しみいただけますよ。

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