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坂本龍一「嵐が丘」の元ネタ曲を探る

映画「嵐が丘」(1992年)は、できについては少々アレでしたが音楽はザ・映画音楽というべきできばえでした。作曲者も当時「いいものができつつある」と公開往復書簡のなかで公言していたほどです。


これ、元ネタとなった曲があります。物語の舞台となったアイルランドの伝統歌です。原詩はもともとレイプを歌ったかなりえげつないものですが、曲はとても美しい。


最初に聴いたとき、どこかで聞いたことがある気がしました。検索してみたら映画「バリー・リンドン」で使われていたとありました。あれもアイルランドから物語が始まりました。スタンリー・クーブリック監督はとことん調べて映画を作る方です。坂本も「嵐が丘」のサウンドトラックを手掛けるにあたってアイルランドの音楽をいろいろ聞きこんだようですね。

これのメインテーマもいずれ分析したいです。

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