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旧・教科書ではオーストラリアでした
[これの続きです]
ここより9月です。中1の9月。
![](https://assets.st-note.com/img/1681719445552-AFvmMGBB3k.png)
「Preview」とありますね。何か動画再生するしかけのようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681719530496-jlAeQvmgQ8.png?width=800)
アサミのお兄さんはフィリピン在住。「お兄さんはスキューバーダイビングが好きなの?」という問いかけに「Yes, he does.」と答えるのはちょっと強すぎるかなといういつものいちゃもんはしないでおきます。本テキストを見ていきましょう。
私が赤でマークしたところ、何だと思います?
![](https://assets.st-note.com/img/1681719907891-XJkD9B5hOV.png)
このかっこいい男性は、アサミのお兄さん。つまり「He」(彼)だから、伴う動詞も
lives, studies, meets, goes, enjoys, has, likes…
そうですみんな活用しています。サンニンショータンスー(三人称単数)がどうたらこうたらという、あの話です。
小学校英語では習わないのですよこれ。
なぜかというと、動詞が主語によって変形する(活用する)なんてことは日本語では見られないことなので、小学生にこれを教えこむと消化不良を起こすので教えないことになっているのです。
そういうわけで中1の夏休み明けにデビューです。
こういうところは旧課程と同じですね。2016年版教科書でも、やはり中1の9月にだいたいこんな風にデビューしていますサンニンショータンスー(三人称単数)がどうたらこうたら。
英文テキストは、旧教科書に比べればうんと良くなっています。
「sometimes」(ときには)はネガティヴなニュアンスを伴うので、スキューバを楽しむ話でこれを使うのはちょっとあれかなーという程度の弱点はあるけれど、旧(2016年版)のが切腹もののテキストだったことを思えば、見違えるように良くなったといっていいと思います。
[続く]
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