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「10月4日のシナモンロール」

10月4日は「シナモンロールの日(Kanelbullens dag)」でした。
シナモンロール発祥の地だというスウェーデンでは
「フィーカ(fika)」という「甘いものといっしょにコーヒーを飲む」時間でシナモンロールが定番なのだとか。

周囲に散っているのはシナモン、カルダモン、パウダーシュガー。
10月24日には文鳥の日もくるので、右の少女にシナモン文鳥も添えました。
スキレットで作るシナモンロール、憧れです。

Kanellbulle(カネールブッレ)
スウェーデン語で「kanel(カネール)」はシナモン、
「bulle(ブッレ)」は「甘パン、白パン、(肉などを丸めた)団子」という意味だそう。英語でいうボール(ball)のことですかね。
スウェーデンのシナモンロールの特徴は、シナモンだけでなくカルダモンもきいていることと、パールシュガーがふりかけられていること。
白いグレーズ(糖衣)がかかっているのはアメリカ式なのだそうです。

うずまき型がかわいくて好きなのでイラストではこちらを選択。
カタツムリのようなその見た目から、「kanelsnäcka(カネールスネッカ)」と呼ばれることもあるらしい(「snäcka」= 巻貝など)。
ねじって編み込んだお団子ヘアみたいな形も定番らしい。こちらは「kanelknut(カネールクヌート)」、「結ぶ」という意味。これも英語でいうknotのことかな。
現代は味も見た目もものすごく種類豊富なようですね。

イラストのファッションは
シナモンロールといえば北欧…の連想で
ムーミンのリトル・ミィとスナフキンをイメージ。
ムーミンはスウェーデンでなくフィンランドですが、やはりシナモンロールは人気らしい。
フィンランド語ではシナモンロールを「Korvapuusti(コルヴァプースティ)」といい、意味は「つぶれた耳、ビンタされた耳」

名前の意味にはちょっと驚くけど、両側がくるんとしてかわいい。
他にもいろんな形があって楽しい。


ちなみにIKEAでは10/10まで「シナモンロールデー」だそうです。
そのほかのパン屋さんでもフェアをやってるところはあったみたい。


ところで今回ムーミン画像を検索中に
苺と鈴カステラとアーモンドで作るリトル・ミィをみつけて、笑ってしまいました。いろんなオシャレアレンジがあって楽しい。




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