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日記 推しに健康を左右されたかもしれない話

2019/06/25

  先に載せたnoteに、最近の自分が胃腸の調子が悪くて食欲不振だということを余談に書いた。

 高校時代胃腸の悪さがピークだった時、内科で胃カメラ飲んだ後に医師からこれだとピロリ菌も生きていけないねと言われたレベルで、一度胃腸の調子が下がるととことん下がっていく。

今は流石にそのレベルになっていないと信じたいけど、私の胃腸はメンタルとかなり連動している。高校時代に胃腸がおしまいになった原因はあまりにも勉強がしたくなかった苦痛でメンタルが爆発して胃腸に直結したんだと思っている。でも、それ以来も以前も胃腸は弱いので鼻炎と同じく慢性的に胃もたれしがちだ。

 ところで最近再び胃腸が死に急ぎがちなことに関しては、全く原因が思いつかない。自分に悩んでいるようなことは無いし、この半年で自分の精神面は以前と比べてかなり強くなったと思う。だから、メンタルはとても健康だ。

 一体何が原因なんだろうと思ってこの日記を書きはじめたが、書き進めながら思い当たる節がある。多分これなんじゃないだろうかと思えてきた。
 去年、元バイト先の同期から勧められたソシャゲを自分も付き合いで始めた。私は飽き性なのでソシャゲがあまり楽しめないし向いてもいない。最初はハマることなくただ同期に言われた通りに淡々とゲームを進めていた。
そのソシャゲは結構有名なフェイトグランドオーダーというアプリゲームなのだが。
 ノベルパートのシナリオが面白かったから飽きることなくゲームを続けていたら、気がつけばポケモン同様にデータに愛着が湧きさらに推しと呼べるキャラクターにまで出会ってしまった。
 このゲームには歴史の偉人や神話の英雄などを元にした多くのキャラクターが登場する。キャラ数が多い割にキャラクターそれぞれの掘り下げが丁寧だからハマる人にはハマるのだろう。私もその内の一人で、推しキャラの掘り下げと設定が自分に刺さってまんまとハマってしまった。

 では、これの何が胃腸の不調と繋がるのかという話だ。
ちょうど先々週にゲームの本編シナリオが追加された。今回のシナリオには私の推しているキャラクターが重要人物として出てくる噂が去年からあったから自分も心待ちにしていた。

しかし、シナリオを読み進めてゲームをクリアしたら(気分的に)燃え尽きてしまった。確かに自分の推しているキャラクターがメインに登場するストーリーで普通に面白かったし良かった。しかし、個人的に推しのキャラクターについて色々と胸に残る内容でもあり自分への精神的影響がものすごかった。
 自分は普段どんな形式の作品も、主観に頼りすぎないように鑑賞しようと心掛けている、つもり。だから鬱耐性もかなりある方だと自覚しているし、物語の登場人物にはあまり感情移入しない主義だ。(感化されて涙が出ることはしょっちゅうある)
だから、作品の中のシナリオや話を読んでこんな気持ちにならされる機会に滅多に出会わない。今回の前に言葉に出来ない行き場のないショックを受けた作品は遠藤周作原作の映画「沈黙-サイレンス-」(自分はこういう系統のストーリーの耐性が弱いのかもしれない。)

 実際にこの追加されたシナリオを読んでクリアした後、考え込みすぎて一週間まともに夜寝られなくなり、生活リズムが崩れたりしてご飯もまともに喉を通らなかった。これが胃腸の不調に繋がる発端か、悪化させた原因になったかもしれない。正直いまだにシナリオと推しを引きずっているけど、だいぶ治ってきつつはある。

 自分でもここまで影響されるとは思わなかった。推しじゃないキャラクターがやっていたらここまでショックを受けることはなかったのかもしれない。でも、結果的にこのキャラクターを推していて良かったと思えたからいいかみたいな気持ちもある。オタクは遊びじゃない命懸けだ、みたいな言葉があった気がするけど今回で自分もそれを痛感した。推しのキャラクターで自分の健康が左右されるとは、おそるべきオタクだ。
 私の推しのキャラクターはヘッダー画像から推測できるだろう。ここでは推しで胃腸を悪くしたかもしれない話をしたから、推しについては極力触れないように気を付けた。

 最後に、くれぐれも健康に推しを推したいなと思った。楽しいけど割と悲惨だ。いや、こうなったらもうどうすることも出来ない気はするけど、?