書き手とは
物書きに、欠かせないものは何か?
それは、『不満』である。
生活してても、何ともうまいこと、ことが運ばない。そんな点が目について、モヤモヤする。…この感情をどう発散したらいいのだろう?
この解消法が、私は『文章を書くこと』だと思う。
私の生活には、不満がいっぱいだ。嬉しいこともある。けど、不満があって、その問題と向き合って、何とか紆余曲折考えて、好転するように答えを導き出して、『自分は幸せだ』と答えをだす。
幸せは平々凡々の中からは、生まれないと思う。
私は、私より不幸は人をたくさん知っている、元から環境に恵まれていない人。けれど、そんな人たちより、よっぽど恵まれた環境に育った人のほうが、今不幸せな人が多い。
それは、なぜか。刺激を求めすぎている。
相手が自分を幸せにしてくれると思っている。
なぜ、Make me HAPPY!!! を求めるのか。それは、心の癖が関係してる。そう、過去のトラウマである。このトラウマ、イジメかもしれない、裏切られたことへの不信感かもしれない。世界に失望した経験があるからだ。その時に、おとぎ話の『白馬の王子様・お嬢様』を求めたことがあるからだろう。だから、依存癖ができる。
不幸な自分に酔っているのではないかと疑いたくなるほどだ。そんなことを考えているうちに、自分を見失って、生活もまともにできなくなっていく。
そんな破滅者を私は何人にも知っている。私と元のスタンスが違っている。
私は、元から何も持っていないと。だから、歳を重ねて、自分で積み上げてきたことに喜びしかない。不満なんてない。感謝を覚えることはあっても、不満を抱くことはない。
それに、誰も私を助けてくれないと確信している。自分を120%生かさないと。だから、60%で生活する大事さを知っている。ここぞ!の120%がでないからだ。
でも、カレカノジョは今の現状に失望している。
いったんあなたたちは、何を失っているのか?と問いたくなる。
多少の若さ、体力と周りの環境の変化があったぐらいだろう。
なぜ、そんなに失望するのか。
理想が高いと素直に言いたい。そして、嘆き悲しむ。泣きたいのは、こっちのほうだ。元から、やっかみ根性で育ち、貪欲に手に入れたいと猛者にならざるえない。
…。機嫌のいい時は、見向きもせず、困った時だけ、頼るのが現代社会に蔓延る何とも、病的な現代人らしい生態である。
彼らへの、不満をかきならべて、私はものを書けている。皮肉なものだ。
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