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浮気の肯定

おいおい、ラブを語るLindaなのに、どんな内容やねん!とツッコミが入りそうです。

「えっ!浮気中の俺の肩をもってくれんの?Lindaさんも隅に置けないねぇ〜」って、バカが近づいてきそうですが、真面目な話です。

浮気をしてはいけない理由は、言わずもがな。そんなことは、他の人の記事を読んでもらえばいい。私がいうことじゃない。そう、ここだけは浮気を肯定しよう。ただ、すべての浮気を肯定するわけではない。

えー絶対浮気はダメだよーーー。って人は、すぐに立ち去ってほしい。私もそんな人に話すほど、暇ではない。では、人生の意識レベルが、高い人たちだけ付いてきてほしい。

私が肯定したい浮気は、以下のものだ。

・家庭に居場所がない

・夫婦で、黙認しているもの

まず、家庭に居場所がない人の浮気。それは、浮気をして当然だと思う。癒しの記事でも触れているが、家庭で過剰な批判を受けていたら、そんなところにいられない。例えば、すること何にもパートナーから否定される。バカにされている。弱点ばかりをあげられ、見下される。男女問わず、私はそんなことするものではないと思っている。相手に浮気されるパートナーほど、心が狭い。それにして、自分に非がないとほざいている。言いすぎたかな?

浮気される方にも、問題があると言いたい。それでは、浮気された方がかわいそう!と言われるかもしれないが。なんで浮気されるほど、辛い結婚生活を作りあげてしまったんだ。自分の主張を相手に押し付けすぎた反動ではないのか?だから、私は夫に浮気されたら、自分の魅力がないか、息のし辛い生活を強いてしまったのと思い返すだろう。

それに、私は探偵を雇って浮気調査など絶対にしない。なぜなら、時間の無駄だからだ。自分の人生を夫の浮気調査なんてくだらないものに、費やしたくもないし、馬鹿馬鹿しいとしか思えない。

そんなことをしようと思う前に、心の整理をつけて、彼の前から静かにいなくなることを考える。

夫婦で、浮気の心配をしたくなければ、相手を思った行動を心掛けることだ。相手だって、バカじゃない。それに、あなたと結婚して幸せになろうと、素敵な人を選んだはずだ。その人を繋ぎ止めておきたければ、浮気を咎めるより、ご飯の準備をする、疲れていたら優しく話を聞いてあげる、整理がついていないようなら落ち着くのを待ってあげる。いくらだって、やれることはある。

自分の欲望のまま、質問攻めにしたり、批判したりしてはいけない。自分の欲望を満たすために、相手がいるわけではない。夫婦なら、なおさらだ。いつも、頼られる方が、夫・妻と決まっているわけではない。代わりばんこに、慰められるほうが変わるのがいい。もし、慰められることを嫌う相手なら、何も言わず、待ってあげるのが、あなたにできる優しさだ。

次に夫婦で黙認してる浮気だ。これを理解するためには、深い感受性が必要だ。人生経験が豊富な人じゃないと、理解できないだろう。だけど、私はできるだけ、理解してもらえるように説明したい。

浮気は、いけないものの理由はたくさんある。

「子どもにも、良い影響がない!」と薄っぺらい子ども弁護人は言うでしょう。違う、子どもに悪影響なのは、浮気を原因で『夫婦喧嘩』をしていることで、直接的な浮気が原因ではない。そう、日頃仲が悪い夫婦の話題が、浮気だっただけで。日頃、喧嘩しない夫婦なら、浮気をしていたって、喧嘩にはならない。だから、浮気をしていても、夫婦喧嘩をしなければ子どもに悪い影響はないということだ。

でも、この弁護には該当者がいる、すべての人が該当する話ではない。

浮気をしている夫婦だって、2人の時間が安定的なものならば、お互いを尊敬しあい永い『癒し』を持っている。かえって、2人が安定していて、浮気せずに過ごす夫婦もいる。安定してるから、浮気推進という話でない。

なぜ、安定している夫婦でも浮気をしている夫婦があるのか。それは、人間の作りにある。そう、ムラムラしてしまうということ。自分で、制御できるものでないし、勝手に湧き出てくるもの。女性は、素敵だと言われたくて、夫以外の人の前でも、化粧しますよね。それと同じ。

「夫・妻以外の目は、気になりません。だから、夫・妻以外の前では、化粧もしなければ、モテたいと思いません!」というやつのほうが、どうかしていると私は思う。

私は、いつだった誰にだって、かわいいと思われたいし、実際言われたら笑顔多めに相手と接する。それが、人だ。心があって、欲求もある。それがないと言うなら、モノクロ世界のようで私は、潤いがなくなってしまう気がする。

私はといえば、夫の前では飾りっけがない生活を送ってる。外では、化粧をして、目一杯まつ毛をあげて出ていく。そう、これが『継続的な癒し』を手に入れた私の日常だ。夫の前で、うんち申告をして、トイレに居座る。干渉も危険もスリルも、ドキドキも私の家には存在しない。そう、ときめきのような不安定な脆いものは、家にあっては気が気ではない。

少し、話はずれて、祖母の話をしよう。ばあちゃんだ。私と60歳離れていて、88歳を迎えた。誰よりも、信頼して、かけがえのない存在だ。夫よりも大切で、私の心の支えだ。私は、大学後祖母と暮らした実家をでて、生活をはじめた。祖母が、いなくなった後でも生きていくためにだ。祖母が死んだら、自分は生きていけないと思って、練習感覚で1人暮らしをはじめた。

それから、心落ち着く夫と結婚して、祖母がいなくなっても、自分が生きていけると自信がついた。夫は、これから先も祖母の代わりにはならない。けど、夫は祖母と暮らした心地良い状態を作ってくれる、だから暮らしていられる。

どう相手に、見られるかじゃない。自分が多少わがままを言っても、心地いい生活が送れることが、何よりも私の癒しだ。この癒しが、壊されない限り夫と離れることはないだろう。浮気以外の理由で、この心地よさが失われるのなら、さっさと私は夫に別れを告げる。私がこの家で感じている、心地よさが保たれる限りはここにいる。少しでも、脅かされるようなら、私は他の人の元へなんの躊躇もせずに向かう。

浮気という世間一般のタブーで、人生の良し悪しを決められてたまるか。

自分が心地良い幸せが今の生活になく、浮気の先に見出せるものなら、私は咎めはしない。

パートナーが、思いやりがないヤツなら、浮気に走った方が、マシだ。

私は今のところ、のんびりして、メガネがズレている夫の横に座っていよう。

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