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タイムラインのnoteを全部読むのは現実的か?

師匠がこんなnoteを。

と、みんながそう呼んでるからって軽々しく「師匠」と呼びましたが、何の入門もしてないのにいいんでしょうか。ライセンスとかいらないんでしょうか。
もし、「師匠」と呼ぶために危険物取扱者とかひよこ鑑定士とかの資格が必要なら教えてください。参考書とひよこ買ってくるので。

あらためて、師匠がこんなnoteを。

いきなりでアレなんですが、
皆さん、タイムラインって追えていますか?

追えてないです。全然。
自分が好きでフォローしたはずなのに読めていない。取りこぼしている毎日です。

しかし、師匠は楽しむことを第一として、「読めないことを気にしない作戦」を展開しました。
読めないからって申し訳なく思うことはないんですよね。

それにしても、私は具体的にどれぐらい追えてないのか。
もし、全部追おうとすると、どれだけの時間を割けばいいのか。
単純な興味がわいてきました。はっきりした数字で知りたい。

調べましょう。

タイムラインの物量におののく

まず、「タイムラインにどれぐらいのnoteが流れているか」から始めましょう。
私は今、143人をフォローしています。

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【図1 フクイチのフォロー数】

毎日投稿している人もいれば、数か月に1本ペースの人もいます。いろいろです。
この143人が、今年1月1日~2月28日の2か月間(59日間)で投稿したnoteの本数、そして各noteの文字数を、プログラミングによって調べました。

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【図2 プログラムの抜粋】

※「つぶやき」や「音声」のnoteは除外し、テキストのnoteのみ集計。ただし有料noteは集計対象外としました。

結果を見ていきましょう。


■noteの本数
2か月間でタイムラインに投稿されたnote、その総数は1509本
1日に平均で25.6本のnoteが流れています。けっこう多いな。

私が1日に読むnoteはだいたい3本ぐらいだと思うので、タイムラインの12%しか読めていないことになります。

12%。
あまり読めてないとは思ってましたが、まさか2割を切るとは。
セブンイレブンのプリンで例えると、12%というのは上から4.7mmにすぎません。これしか食べないなんてもったいない。

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【図3 上から4.7mmだけ食べたセブンイレブンのプリン】


■noteの文字数
一方、文字数はどうでしょうか。
2か月間で流れてきたnoteの合計文字数は246万7531字。これをnoteの総数1509本で割ると、約1635字となります。
1本のnoteは平均1635字。意外と短い印象です。

しかし1本が短くても、たくさん押し寄せてくるとどうなるか。
先ほど、1日に流れるnoteは25.6本だと言いました。これに平均文字数を掛けると41856字です。
私のタイムラインは、1日に4万字強が流れる激流です。


自分が読む速さを測る

では、4万字強を毎日読み切ることは可能なのか?

これを知るには、自分が文章を読む速さがわからないといけません。実測しましょう。
タイムラインから3本のnoteを選び、ストップウォッチで測りながら読んでみました。

1本目:2086字 2分49秒で読了
2本目:3265字 4分23秒で読了
3本目:3908字 4分32秒で読了

結果を平均すると、私が読む速さは毎分783字です。
社会人の標準的な速さが毎分600字らしいので、ちょっと速めです。(参考:日本速読速脳協会のサイト

あ、読んだnoteは最後に紹介しますね。


全部読もうと思えば読めるのか?

いよいよ、最初の疑問が解けるとき。

タイムラインは1日41856字。私は毎分783字を読む。
つまり、全部読もうとすると…

出ました、54分です。
毎日54分、集中してnoteを読む時間を作れば、タイムラインを全て消化できます。

決して不可能ではない。やろうと思えばできる。

しかし「やろうと思う」確固たる意志が必要な時間です、これは。
note以外にも本や動画、大切な人との会話、その辺の景色もそう。インプットいっぱいありますからね。

やはり私も師匠にならって、楽しむことが第一、無理はしない、のスタンスで読んでいきたいです。
せめてプリンは全部食べよう。


読んだnoteの紹介

最後に、読む速さの検証で読んだnoteを紹介しましょう。

■1本目

「私にとって大切なこと」ふたつを象徴する存在

それが何なのか確かめたくなる書き出しの魔法。作風の変遷まで踏まえて作品を選んだという動機から、野波さんを丹念に追ってこられたことがわかります。そして版画の繊細さ。至近距離で楽しめるのがうらやましくもあります。


■2本目

見ているだけではわからない「映像メディア」の特徴に次々と気づかされました。映像を見るときの感覚がこんなに操られていたとは。「映像としての弱点は、翻って舞台の魅力」と鋭く分析した上で、しっかり改善策にたどり着いていておもしろかったです。


■3本目

cotreeは利用したことがあります。カウンセリングでゼロから悩みを伝えるんじゃなくて、事前アンケートがあるから入りやすいんですよね。
「何もしないことを楽しんでほしい」
「欠点は直さなくていい、良いところを探そう」
がんじがらめの心になったとき、思い出したくなる言葉です。悩みに至った背景、解けていく過程がつぶさに描かれている、いい記事でした。



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【図4 ごちそうさま】


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