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世界中の誰とでも繋がれる🗺️「人が好き」である私の才能

アッサーラム アライクム👋🏻
カイファ ハールクム?(皆さんお元気ですか?)

私はビ ハイル(元気)アルハムドゥリッラー(神様のおかげで)です^_^

大好きだったアラビア語の授業が終わってしまったので毎回授業で使っていた挨拶をしてみた次第。笑

そういえば、ウズベキスタン🇺🇿に行った時も現地での挨拶はアッサーラム アライクム☪️
自分の国の挨拶よりもイスラムとしての挨拶の方が強いというのがとても面白いポイント。

ちなみにトルコ🇹🇷ではイスラムっぽさを強く残したSelam aleyküm(セラムアレイクム)が使われている。Selamはフランス語でSalut(サリュ)、英語でHi(ハイ)という意味。
トルコはトルコ語を持ちつつもイスラムらしさを絶妙に残している感じがとてもintéressant(面白い-フランス語)

そんなところで、今回は「私」という人間の持つ才能について。
(私は生まれながらにして才能というものを持ち合わせてないので初めて見つけたこの能力を「才能」と呼ばせてください。笑)


私の「金の糸」を表す言葉

大学のキャリアについて考える授業で「金の糸」という名前の自己分析ゲームをしました。

「金の糸」とは?

簡単にルールを説明すると、お互いをよく知らない者同士4人で1つのグループになり、あるお題について理由やエピソードも含め順に話していく。聞き手はメモを取りつつ、話が進むように適宜質問をしてOK。全員が他者をよく観察し、話し方、表情、聞き方、質問の仕方から他3人がそれぞれどういう人であるか分析する。そして最後に「〇〇さんはこういう人だよね」と自分以外の3人が話していくという流れ。

今回取り扱ったお題は3つ
・好きだった給食
・印象に残っている先生
・憧れていた人

いずれも小学校時代の話。笑

小学校時代である理由は「自分の本質的な部分が見えるから」とのこと。
でも私は正直、小学校時代の話をしてはじめましての相手に私の何がわかるんだ?と思っていました。
なんせ私のパーソナリティを構成する要素のほとんどは高校や大学で培ったものだと自分自身、考えていたからです。

私は「人が好き」

でも驚くことに、私が言われたことのうちほとんどは自分で日々心がけていることや大切にしていること。

人との関わりを大切にしている
常に人から学ぶという姿勢
自分が好きな人の嬉しいことが好き
負けず嫌いであり努力を惜しまない

初対面の人にもそれが伝わったというのが嬉しかった。
自己肯定感も爆上がり。笑
これらから、私の金の糸(人生の軸)を表す言葉は
人が好き」であるなという結論に至りました。

私の人生には欠かせないです。
私が感動する(心が動く)瞬間というのはいつも人との関わりの中にあります。
本でもなく映画でもなくなんです。

自分の得意なことを知る

このゲームの面白い点は、自分で長所として認識していなかったことにも気づくことができるということ。
私の場合それは
人の意図を汲み取るのが得意
ということ。

確かに得意なのかもしれない。
前回話した通り、勉強することでマイノリティに寄り添えるようになったというのはもちろんあるけれど、私が元々持っている能力として人の意図を汲み取ることは得意であるかもしれない。

これをきっかけに私は自分の得意とすることについて考えてみました。
思い返せば、私は人と繋がることが得意なんだなと思った経験が何回かあります。

以下、それらについて話していきます💨


言葉の壁を超えた「人との繋がり」

スーダン人とDominos(難民キャンプで)

以前にもお話ししたように、私はフランスのCalaisという街に存在する難民キャンプへボランティアとして行きました。

英国を目指してドーヴァー海峡を渡る難民にとってCalaisは通過地点であり、毎日人が入れ替わります。

私が行った初日、難民キャンプに集まっていたのはスーダン🇸🇩から来た方々でした。
20代、30代の男性30人ほど。
彼らは英語を話しません。
私にとってそれはスーダンという国との出会いであり、事前に知っていた情報は何もありませんでした。

私たちボランティアの役割は主に
①食料・電気の給付
②散髪用ハサミや髭剃りの貸し出し
③遊び道具の貸し出しとそれらで一緒に遊ぶこと

その日の私の担当は③GAMEで、彼らが得意だというDominosというゲームを一緒にやりました。
皆さんルールをご存知ですか?
私は知りませんでした。

4人でプレイする個人戦ですが、初めの数回は1人が私と一緒に戦ってくれました。
ラッキーなことに、私は以前ドバイを旅行していたのでアラビア語をほんの少し知っていたんです。
といってもおはよう、ありがとう、さようなら程度。笑
それが彼らが心を開いてくれるきっかけではあったかもしれませんが、ルールも知らない同じ言語を話さない私を受け入れてくれた彼らには感謝です。泣

やっていくうちに私はルールを覚え、彼らに勝つことができるほどにまでなりました!笑
彼らの話すアラビア語を表情やタイミングから推測して私も同じタイミングで使ってみたりなんかするとsurpriseでまた少し距離が近づいて、、

気づいたら私と戦うための短い列ができて、次々と選手交代していくようにまでなっていました。笑
私たちが彼らに給付していたコーヒーを「飲みな飲みな」って持ってきてくれたりなんかもして🥹

私は彼らと遊ぶことに夢中になっていてどうやら5時間ずーっとDominosをやっていたよう。笑
難民キャンプからの帰り、ボランティア団体の方々からも「彼らとあんなに仲良く遊んでるボランティアを初めてみたよ。あなたの才能だね。」とたくさん褒めていただきました。嬉しい、、

私の持つENERGY

トルコの話になります🇹🇷

トルコ人は人を歓迎するのが大好きということもあり、友達の家族や親戚、私の彼のお母さんの友達(笑)まで毎回私を温かく歓迎してくれるんです。
Çok teşekkür ederim🥹(Thank you so much-トルコ語)

トルコでも英語を話せる人は多くなく、親世代はほとんど話せません。
だから毎回友達や彼氏が英語に訳してくれて、それで初めて会話が成立するんです。

にも関わらず必ず言われるのが
あなたは特別な何かを持っている。普通の人にはないエネルギーを感じる。

とても嬉しい言葉ですよね。

なにがそう感じさせているのかはわかりません。
ただ私が出会った方々は物凄く私を気に入ってくださって、何回も私を家へ招いて美味しいご飯をご馳走してくれるんです。
言葉が通じないにも関わらず、気持ちが先行して “Urara! Urara!”と目を見て話しかけてくれるあの感じ、大好きです。

4歳の子と2人きりに

そんな繋がりである家族の家へお邪魔した時、4歳の女の子と出会いました。

彼女はシャイでありながらもとても人懐っこく、すぐに私を好きになりました。
同じ言語を話さない私を「お姉ちゃんのようだ」と言ってくれて、彼女の大切なおもちゃ部屋へ私を連れて行ってくれました。

彼女と2人きりになったその瞬間!今までDuolingoと現地で知り合いの会話から習得してきた語彙が頭の中でポンポン出てきて、まるで日本語を話すかのようにコミュニケーションがとれていたんです!

さすがにニヤけました。笑

他にも、彼女が私とのやりとりの中で「ありがとう」という言葉を覚えたり、私のリビングに置いてきた私のiPhoneを取ってくるようにお願いしたら取ってきてくれたり!
⬇️その時のトルコ語を日本語で表記したらこんな感じ。笑

Benim telefonum istiyorum 私の電話 欲しい
Benim telefonum nerede? 私の電話どこ?
Doğukan söyle ドウカン 伝えて

*リビングにドウカン(彼)がいたので

私のトルコ語は決して完璧ではないんです。笑
ただただ、私は言葉の通じない人と繋がることが得意なんだと再認識したと同時に、4歳の子どもがトルコ語少ししか知らない外国人と通じ合えていることに感動!!
人間ってすごいなあああ!って思いました。


語学の才能を感じる瞬間

私が言葉の通じない人と繋がることができるのは語学の能力にも関係しているだろうと思いますよね。
私もそう思います。笑
これも私の才能と言えるかもしれません。

私は言語を覚えてそれを運用することが物凄く得意です。
話す相手によって、その方が話す言語の知っている単語やフレーズが瞬時に出てくるんです。
私も自分にびっくりすることがよくあります。
イラン人に会った時にパッとペルシャ語が出てきた時なんかは超びっくりしました。笑

そんな、語学能力に関するエピソードを2つ。

“Sigara içme”

私が彼と車に乗っている時、ラジオを流していたんですね。
Radyo Fenomen Ankara”です。笑
聞きすぎて覚えました。笑

そしてある時「タバコは身体に良くないよ」という話が3分くらい続いた時があったんです。
トルコでは喫煙者が非常に多く、彼もそのうちの1人。
ヘビースモーカーなんです。
自分でも辞めようとは思っているそうで。笑

そんな彼の図星をつくようなラジオの内容を、初歩的なトルコ語しか知らない私が理解してしまったんですね。笑
Sigara içme”の “Sigara”はトルコにいればしょっちゅう耳にする言葉なので知っていたし、“içme”はに関しては“içmek(飲む)”否定にmeやmaをつけることはDuolingoで勉強していたので、「タバコ吸うな」って言ってるんだなと理解しました。笑

それで彼を横目で見たら「お願いだから理解するな」と言わんばかりの顔で黙っていました。笑
思わず爆笑😂
「なんで理解してんだよクソ〜」って言いながら彼も笑っていました。笑

バイクに乗りながら道案内

そしてもうひとつ、私がトルコ語でナビをした話。

ある日友達の妹が私に方向に関するトルコ語を教えてくれました。
Sola dön (Turn left)
Sağa dön (Turn right)
Düz git (Go straight)
の3つです。

その1週間後、彼とAntalyaという街を旅行した時に2人でバイクに乗りました。
彼が運転をしてくれていたので私が後ろでGoogleMapを開いてナビをしてたんです。

トルコでの運転はスピード命なので日本のように「待つ」「優先」「止まって安全確認」なんていう概念はないんです。笑
そんな中で私はトルコ語でナビをしちゃってました!笑

誰に教わったとかでもなく、車のナビで聞いていて勝手に覚えた
1 kilometre sonra sola dön”
1キロメートル先、左折)
なんていう表現も使っちゃったりして。笑

流石に私天才だな、と😆笑笑


hahaha
自慢ばかりのようですが、これぞ私の感動した瞬間!
人が好き」だからこそ人との関わりの中でこれだけの感動が!

日々こんな出会いに恵まれているので、生きるって楽しいなあって。
きっとこれが私の生き甲斐なんだと思います。

シュクラン ジャジーラン🎶
(Thank you so much -アラビア語)

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