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これからの時代に必要なチカラ

人生100年時代。学校に通う生徒も通っていない生徒も、研究や部活に勤しんでいる大学生も、これから就職活動をしていく就活生も、会社勤めをしているサラリーマンも、会社を経営する経営者も、起業したばかりの一人社長も、自分の将来に何かしらの不安を抱えているのではないかと思います。

これらどの属性に所属している人にも今後の時代を楽しくワクワクしながら生き抜いていく為に、大事になってくるチカラがあります。

資格?語学力?プレゼンテーション能力?資産運用?コミュニティを創出する能力?

これらの能力もきっと新しい自分になる為に必要な要素の一つかもしれません。

しかしながら、これからの時代に最も大事なチカラは

『目に見えないものを信じて現実化させるチカラ』

だと私は思います。

『いや、単純に目標を設定するのと何が違うの?』と思う人がいるかもしれません。

同じ目標達成でも、今はまだ目に見えないものを目標にした場合、そこへのアプローチは全くもって違ってきます。

これまでの目標設定の仕方は達成する目標自体が非常にクリアなものが多かったのではないかと思います。

例えば大学合格、全国大会出場、希望する企業への内定、会社内での昇進、起業した会社の売上、資金調達、会社の上場など、目標設定する数値が明確なものが多かったのではないでしょうか。

こういった目標設定の場合、達成までのアプローチは目標に向かって逆算をし、道筋を立て、起業であれば事業計画を立て、学生であれば学力試験などで自分自身の現在位置を確かめるアプローチを繰り返します。

この目標達成に向けての競争は熾烈を極めます。ほとんどのアプローチの方法がピラミッドのなるべく高いところへ行くためにライバルを蹴落とさなければいけません。

これらの目標達成というものはこれまで達成した人たちが高く評価されたり、一部の選ばれ者しか達成できないものとされてきました。そして確かに一部の目標を達成した者だけが味わう景色というものが用意されていたと思います。

しかしながら、

昨今これら目に見える目標自体が突然目の前からなくなる

ようなことも実際に起きているように思います。

例えば目標達成したと思っていた大学が突如全てオンライン形式に変更になって、気づいたら2年以上キャンパスライフを送っていない。

ある部署で評価されて昇進を目指していた部署の業界のマーケットが突如シュリンクして部署自体がなくなる。

CAを目指していたけれどフライトが飛ばなくなり、採用自体を取りやめに。

実際に会社をバイアウトしてみたけれど、手にしたお金で娯楽に時間を使っているうちになんだか虚しくなって会社を買い戻すことにした。

などなど。

自分の外側に設定していた確固たる目標というものが突然姿を消してしまうようなことが起こっています。

その一方、目に見えない目標設定というのは『現時点では誰も達成したことのない』だったり、『ふんわりとイメージしかできない現時点では空想レベルの崇高な目標』だったりします。ただし、目に見えない物ではあるものの、そこには間違いなく潜在意識から来る強いエネルギーが存在します。

有名な例で言えばSDGsで定める17の目標なんかがありますが、あの17の目標を完全に達成した後の地球、世界、日本がどんな姿になっているか具体的にはわからないですよね。しかしながら、この世界で生きる我々が暮らしているこの地球自体をより良い場所にしなければならないという世界中の集合意識が呼び起こした目標だと言えるでしょう。

個人レベルで行けば、大谷翔平選手の二刀流でメジャーで活躍することだったりします。彼が日本で活躍し始めた頃から、多くの元プロ野球選手や評論家が彼の挑戦を「無謀」だと批判しました。実際に二刀流で活躍し続ける選手を実際に自分の目で見たことがないからこそ、その存在を信じることが出来なかったのだと思います。他方で大谷選手は批判してくる諸先輩方に感謝の気持ちを持ちつつ、謙虚な姿勢ではあるものの、二刀流を達成した自分の姿を胸に秘めてトレーニングをし続け、ついにはメジャーリーグでその目標を達成してしまいます。

現時点では目に見えない目標に向かう時、

その道は未知に満ちています。

そもそもこれから向かう道は、これまで他の誰かが向かっていった例がない為に、「正しさ」というものがそこにはなくなります。だからこそ、その道を進む自分自身を信じること、そしてうまくいかなかったり、感覚的に「少し違うな」となったら、その都度やり方を変える意識の軽さが何よりも重要になってきます。そして最も重要なのは、他の誰かの評価を気にするものではなく、自分自身の心が躍っているかどうかが何よりも大事になってきます。

サラリーマン時代に僕が目標設定したことは商社への副業解禁、そして日本人を全員せんせいにすることでした。

これらの目標は明確な道筋は全く見えておらず、ただシンプルに「そんな世界だったらおもろいやん」くらいの意識で設定した目標に過ぎません。

お恥ずかしながら、これらの目標は未だに達成は出来ていません。それでも、少しずつ目標達成に向けたバイブレーションを確実に起こすことができた確信がありますし、間接的だろうと直接的だろうと必ず達成できると思っています。

「商社への副業解禁」に関しては、商社には限定されていないものの、国の動きとしても厚生労働省が副業を解禁していない企業に解禁しない理由の開示を求めるなどのマクロな動きが出てきました。私の場合は商社勤務時代に勤務していた会社の会長から呼び出して頂き、副業で取り組んでいる教育プロジェクトを「応援する」というコメントを頂いて実際に人の紹介を受けたりと特例として実質OKを頂いたりすることが出来ました。実際に僕の動きを聞いて副業的な動きを始めてくれた社員さんが出てきたという話も聞きました。

「日本人を全員せんせいにする」という副業で取り組んでいたプロジェクトでは、クラウドファンディングで派遣する人財の交通費を集めて、Yahoo!ニュースで取り上げて頂くことができました。同ニュースのコメントでは『教員免許も持っていないただのサラリーマンに何が教えられるんだ』といった心の無い言葉も頂きましたが、実際に私立高校の授業を50コマ持たせて頂くことはできて、本取り組みをある参議院議員の方から文科大臣にご紹介頂くこともできました。最近では、学校教育に教員免許を持っていない大人を関わらせるという動きは活発化してきたように思います。私自身、学校と社会の壁は少しずつなくなってきているように感じていますが、まだ意識上の壁が存在すると思っているので、教える側になる可能性のある大人側を弊社で教育するという方向に舵を切り替えました。

今起業してから一つ目標にしていることは

2024年に兵庫県神戸市の第二突堤に建設・オープンされる『KOBE ARENA』で日本初の企業横断的なイベントを実施する

ことです。

イメージとしては企業研修や企業のお祭りを会社の壁を越えて音楽ライブのようにおもろくやってしまうという前代未聞のお祭りです(笑)

明確な道筋は全く見えておりません。しかしながら、一つ言えることはこの目標を設定してから間違いなく目の前の現実が少しずつ動き始めていることです。

実際に『KOBE ARENA』が建設される予定地を見学に行ったら、そこに虹が差してくるということが起こったり、

実際に建設や企画に携わる会社様とのつながりが見えてきたり、そんなことがほんの一ヶ月で起こってきたりしているのです。

私たちはこの世に生まれてきてから、色んな理論や数字での分析、他者との比較・評価、沢山の競争を繰り返してきたことによって、いつの間にか「目に見える物」しか強く信じられなくなってしまっているように思います。

でも一度俯瞰して冷静になってみると、どれだけ優秀な科学者やビジネスマンでも、この世の構造の1割もまだ解明できていないのでは無いかと思います。

科学者とは目に見えないチカラを科学的に探究することで「目に見える力」にしてきた人のことを指すのでは無いかと思っています。

科学者だけではなく、私たち一人ひとりの人間も「目に見えないチカラ」を使って、「(まだ現時点では)目に見えない目標」を達成するフェーズに進化していっているのではないでしょうか。

「目に見える目標」の達成に少し疲れてしまってモヤモヤしている人がいたら(モヤモヤしていなくても)、「目に見えない目標」を設定してご自身のまだ目に見えないチカラに目覚めてみてください。

そんな「目に見えないチカラ」を使って、2025年に一万人規模のアリーナイベントを達成するまでの私の起業ストーリーを毎月二回LIVE配信でお届けしています。
https://plllive.nexcent.jp/

初回は無料で視聴いただけますので、宜しければ是非ご参加ください!
https://forms.gle/ErgYAzqLJTkr3Ynz6



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