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20171227社説から見る現代日本

おはようございます。
本日のオススメは朝日の「地雷禁止20年 廃絶めざす歩み加速を」です。

故ダイアナ元皇太子妃は、1997年1月、アンゴラの地雷原を訪ね、防護バイザーと胴体防護具を着け、ガイドに導かれてその中を歩きます。

ダイアナのこういった行動も一つのきっかけとなって、ダイアナの死後に地雷禁止条約へと繋がっていきました。

以下、朝日社説からの引用です。

「値段が安く、しばしば大量に埋められ、平和が戻っても広く残る。爆発力は何十年も続き、市民を襲い、復興を妨げる。

「悪魔の兵器」とも呼ばれるこの武器を、地球上からなくそうという「対人地雷禁止条約」ができて20年になる。地雷問題の状況は近年再び、懸念されている。

(中略)

だが、重い課題は今も残る。米中ロなど、地雷を大量に持つ国が加盟していない。

(中略)

地雷問題の状況は近年再び、懸念されている。一時は3千人台に減った年間被害者数が、この2年で急増した。昨年の8605人は、99年の9228人に次ぐ多さだ。ウクライナや中東での紛争が要因とみられる。

(中略)

日本は米国と一線を画し、条約に加わった。自衛隊の対人地雷約100万個も廃棄した。これまで51カ国・地域で地雷対策に計720億円を出し、昨年の支援額は世界3位。」

<社説一覧>
日経:人口減に健全な危機感をもっと
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:外相中東歴訪 和平の環境醸成を支援したい/英EU離脱交渉 本丸の通商協議はこれからだ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:憲法改正 首相自ら議論を牽引せよ/南シナ海の軍事化 中国の開き直りを許すな
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:米法人減税と世界経済 引き下げ競争を懸念する/防衛費の膨張と北朝鮮 軍事と外交のバランスを
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:水俣病の認定 公平中立を裏切る漏洩/地雷禁止20年 廃絶めざす歩み加速を
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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