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0085-20180129【ビジネスパーソンが押さえるべき今週の主要イベント】

今週の主要イベントについてご紹介します。

1.トランプ大統領の一般教書演説 2.イエレンFRB議長任期満了 3.日系企業の決算発表

1.トランプ大統領の一般教書演説

トランプ大統領は1月30日(火)夜(日本時間31日(水)午前)に今後一年間の米国の内政と外交の施政方針を示す一般教書演説に臨みます。

米国は議院内閣制ではなく、大統領は議会議員とは別に選出されます。

米国は建国以来、三権分立に重きを置いており、大統領といえども立法府である議会に対して直接の権限は有していません。

そのため、行政府の長である大統領から政治を遂行するために必要な立法措置を議会に求めることになります。

その内容をまとめたものが「一般教書演説」と言われています。もちろん、演説に組み込まれたからといって、議会がそのまま立法措置をするとは限りません。

議会で多数派を占める共和党のトランプ政権ですが、昨年末に成立した大型減税法案を除くと、目玉公約の立法措置は進んでいません。

今回の一般教書演説では、トランプ大統領が早期実現をめざす「インフラ投資」「雇用創出などの経済政策」「移民規制の強化」「公正で互恵的な貿易」「力による平和を通じた安全保障」の5分野を柱に位置づけ、「安全で強く、誇り高き米国」の建設をめざす考えを表明する予定です。

昨年の演説では言及しなかった北朝鮮政策にも「最大限の圧力」で核放棄を促す方針を重ねて示すとみられています。

2.イエレンFRB議長任期満了

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