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20171130社説から見る現代日本

今日は全紙で昨日約二ヶ月半ぶりにミサイル発射実験を行った北朝鮮情勢を取り上げています。

本日は各紙から以下引用を備忘も兼ねて共有致します。

日経:「北朝鮮の核・ミサイル開発は世界の安全を脅かし、核不拡散体制も大きく揺るがす。北朝鮮に核放棄を促し、無条件で対話の場に引き出すためにも、まずは国際社会が結束して最大限の圧力をかけていくことが肝要だ。」

読売:「北朝鮮は、今回の発射で、米国の圧力には屈しない意思を示したつもりなのだろう。危機を作り出し、米国に譲歩を迫る駆け引きに再び走ったと言える。米朝間の緊張が高まるのは必至だ。」

産経:「北朝鮮が軟化してきたという希望的観測も一部にあったが、完全な誤りだった。河野太郎外相が、「抑制していたのではなく、着々と次の行動の準備をしていた」と述べたのは正しい。こうした相手には、経済、軍事の両面から、最大限の圧力をかけ続けるしかない。」

毎日:「日本にできることは限られているが、手をこまねいているわけにはいかない。米韓と連携して中国、ロシアに働きかけ、北朝鮮に核放棄を迫る包囲網を強めていく必要がある。さらなる状況悪化を食い止める外交努力を尽くさねばならない。」

朝日:「かつて北朝鮮核危機に取り組んだペリー元米国防長官は、現況下で実行可能な軍事オプションはないとし、「対話しなければ、よい結果はそもそも得られない」と本紙に語った。国連制裁の履行を着実に進めつつ、中国、ロシアと調整しながら平壌との対話を探る。そのための外交力が問われている。」

<社説一覧>
日経:ミサイル発射の北朝鮮に最大限の圧力を/引退での幕引きは許されない
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:北ICBM発射 米との緊張高める危険な挑発/慰安婦記念日 「反日」迎合を強める韓国政治
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:ICBM発射 北は自滅への道急ぐのか 「核完成」阻止へ手立て尽くせ
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:北朝鮮「核戦力完成」と主張 状況の悪化を食い止めよ/横綱・日馬富士が引退 これで落着にはできない
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:対北朝鮮政策 制裁と外交で活路を/製造業の不正 品質管理を立て直せ
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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