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20180112社説から見る現代日本

おはようございます。
本日のオススメは朝日の「最高裁長官 司法の責務改めて胸に」です。

裁判員制度が実施されたから間もなく10年目に入ります。

成年後見制度や司法の効率化のためのIT化など、多くの課題・改善点があります。

最高裁の長官に就任した大谷直人氏のこれからの司法のかじ取りが注目されます。

以下、朝日社説からの引用です。

「近年「多数こそ正義」の風潮がはびこり、政治の世界でも、選挙に勝ったのだから何でも許されるとばかりに、抑制と均衡を欠く振る舞いがまかり通る。

政治改革のひとつの帰結として立法と行政の一体化が進むなか、両者を監視し、真の「法の支配」を貫くために司法が果たすべき使命はいよいよ重い。

(中略)

個別事件の審理とあわせ、長官に課せられた仕事は、司法を使いやすく、頼りがいのあるものにするための環境の整備だ。

(中略)

人材を手厚く配置するなど裁判所総体でとり組み、人々の権利の擁護に努めてもらいたい。

(中略)

一つ一つの地道な営みを通じて司法の基盤を厚くする。そのことが、人権のとりでとして市民の負託に応える道に通じる。」

<社説一覧>
日経:商工中金の完全民営化は前倒しせよ/交通事故死をもっと減らそう
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:退位式典準備委 象徴天皇に適う形式を探ろう/生活困窮者支援 自立促進へ体制を強化したい
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:中西経団連 経済活性化の先頭に立て/「はれのひ」事件 捜査徹底し全容明らかに
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:平昌五輪開会式と首相 むしろ出席した方がいい/大飯1、2号機の廃炉決定 脱原発への新たな契機に
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:最高裁長官 司法の責務改めて胸に/阪大入試ミス 組織の対応が遅すぎる
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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