0030-20170716【今週の振り返り、時事ポイント】

今週のニュース振り返りは以下の内容を取り上げます。

1.日本と諸外国の防衛協力関係の進展 2.「脱時間給」法案関係 3.劉暁波氏の死去と中国国内情勢 4.イエレンFRB議長米国議会証言 5.TPP首席交渉官会合 6.トランプ政権 7.中東情勢

三連休ですので、通常よりも少し多目の分量にして「7.中東情勢」の解説に中東情勢を見る上で必要になる対立軸を提示しました。

対立軸ごとの個別解説は、本メルマガでは別途機会に応じて行いますが、7月18日(火)に開催する「歴史勉強会:ニュースの背景にある歴史を知る(中近東現代史)」では踏み込んで個別解説を実施します。(勉強会へのお申込みは以下URLから可能です。)

1.日本と諸外国の防衛協力関係の進展

先週ドイツのハンブルクで開催されたG20首脳会合への出席に引き続いて、安倍首相は北欧各国を歴訪しました。

当初は7月9日から12日までに間にスウェーデン・フィンランド・デンマーク・エストニアを歴訪する予定でしたが、北九州豪雨被害対応のため、1日予定を繰り上げて日本へ帰国。

歴訪できたのは、スウェーデンとフィンランドだけとなりました。

両国とも日本の首相の訪問は、2006年の小泉首相以来のこととなりましたが、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応で協力することを確認でき、有意義なものとなったといえます。

また、7月10日には日本の海上自衛隊と米国、インドの海軍とでインド洋において共同訓練を実施しており、17日まで続く予定です。

これは中国のインド周辺への海洋進出に対して日・米・印で連携を深めて、牽制する意図があります。

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