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田舎で、グローバル教育に興味がある教員の立ち位置

地方には、グローバル教育に興味はあるけれど孤立している教員が散在している可能性があります。
 
 
この記事は、私の学びと経験による推測です。
私の学び:兵庫教育大学大学院 グローバル化推進教育リーダーコースなど
私の経験:JICA海外協力隊、その後の複数回の生徒・市民向けグローバル教育
 
 
グローバル教育には、授業での実践やIB校(インターナショナルバカロレア)への興味など、いろいろなものがあります。しかしながら、地方都市でそれらに興味がある教員は少数派という実感があります。
 
よって、グローバル教育に関心を持つ教育は孤独になりやすい可能性があります。
勤務校で、興味を持っているのは自分だけ。
地域でも自分だけ。もしくはかなり少ない。
いろいろ情報交換をしたいけれど、そこまで仲良くない。そもそも忙しい。
 
よって、実践はだんだんしぼんでしまいます。しかし生徒たちは案外興味を示してくれるので、細々と続けたり、続け切れなくてモヤモヤしたりもするかもしれません。
 
 
これが都会なら事情は変わります。
例えば
・国際理解教育学会、ESD学会などに参加しやすい
 時間も交通費も比較的少ない。小中高の教員は基本自費。(研究費や出張費というものはない)
・大きなJICAの講座がある
・IB校などがある
・私的な教師塾や集まりがある
・電車通勤なら気軽に集合できる。
・必要なら飲み会もできる(田舎は代行運転さえ少なくなってきている)
・そもそも自分の学級や学校に、外国にルーツをもつ児童生徒が複数在籍している。
 
 
つまり、田舎でグローバル教育に興味をもつ教員は「浮いている…?」と思うかもしれません(自・他)

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