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先生と、教育的愛情

若い頃、教員採用試験を受ける前から
「生徒に対し、教育的愛情を持った人」
 
であるべきと教えられてきました。
 
 
しかし、私は、生徒に対して教育的愛情があるかと言われると、正直微妙です。
 
「生徒が好き」
「子どもが好き」
というのは、少なくとも、当てはまりません。
 
なんというか、
そういう個別の「人」でなく、
教育、指導、支援、育成、授業そのものに関心があるのです。
 
 
だから私は、特に好きな生徒もいなければ、嫌いな生徒もいません。苦手な生徒もいません。
これ自体は、私の長所だとも捉えています。
 
 
出典は忘れましたが、
北欧の先生が日本人から
「生徒が好きか?」
と聞かれ、回答に困ったという話があったと思います。
その北欧の先生は迷った末、
「いや、自分は好きとかじゃなく、教育に興味がある」
というふうな回答をしていた、と記事にありました。
 
 
私はそれを読んだとき、正直かなりホッとしました。
 
 

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