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1日に何時間勉強すればいいか

学校や自治体によっては、
 
中学生の家庭学習の時間は、「学年+1時間」
などと表現されることもあります。
(実際やるかは別として)
 
 
中1なら2時間
中2なら3時間
中3なら4時間です。
 
(部活とか習い事やってたら睡眠時間はないだろ…)
 
 
 
また、
学校の授業は
1時間目
2時間目
 
と組まれます。
 
 
これらは先入観を作ります
 
「時間を掛けるのはいいことだ」
「時間単位で積み上げれば分かりやすい」
 
学年もそうです。
義務教育は、テストで何点でも、どんなことがあっても、進級します。
これを学術用語では、年齢主義、Social promotionなどと呼んでいます。
 
高校や大学は「修得主義」です。
ある程度の成績が必要です。
(学校によっては、だいたい単位が取れるのも多い)
 
 
 
「時間」は、分かりやすい基準です。
だからみんな使います。
 
そしてこれが先入観をつくります。
勉強に必要な量や達成度は「時間」のみで測られます。
 
 
でも本当は、人によって、必要な時間は違う。
例えば、
「私は音楽の授業を1年間受けたけど、歌が全然うまくならない」
 
学校の音楽の授業は、年間で35時間くらいです。
日本全国の子どもが、全員、35時間やれば、必ず歌が上達するだろうか?
 
多分、違います。
もっと少ない時間で修得する人も、もっと丁寧に学ぶ必要がある人もいます。
 
でも、「時間」は分かりやすい基準なので
「私には才能がない」
となってしまいます。
 
 
 
 
学習や努力を時間で測ることが、自分にとっていいならば、使うべきです。
 
でも、
ドリル、教科書のページ数、テストの点数、
机に座った時間、
目標設定用紙に書いた内容
 
など、「努力の測り方」は、実はたくさんあります。
カウントできるなら、なんでもいいのです。
 
 
 
 
ちなみに…
「最強」の人は、無限に勉強や仕事ができます。
 
 
私は、大人になってから勉強に目覚めました。
それでも、14時間くらい本を読んだり、モノを書いたり、研究していると疲れてきます…。

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