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ゆめのきろく


見知らぬ女の子になっていた

たぶん10才〜13才くらい


海沿いにある商業施設のような所に居た
(調べると横浜に似ていた)

施設の外にはカーブ状の通路があって
景色を広く見渡せる。空が青くて綺麗だった

カメラで写真を撮っていると

ものすごく巨大で平たい、
どら焼きのような形の
未確認飛行物体が現れた

すぐにレンズを向けて写真を撮った

すると、未確認飛行物体の中から
小さな球体の形の物体がでてきて
こちらに向かってきた

こわくなって、慌てて施設の中へ

でも館内の監視カメラを通して
こちらの行動はお見通しのようで
すぐに球体に見つかってしまった

その瞬間、わたしは田畑に囲まれた
夜の線路の上に移動していた

後ろから迫る電車

ぶつかる直前、眩しい光に包まれて
わたしは消えてしまった



最初の施設に戻った

今度は、10才〜13才くらいの
女の子と男の子を見守る視点になっていた

2人も同じ様に施設内を逃げたけど
すぐに見つかり、田畑に囲まれた
夜の線路の上に立っていた

後ろから電車が迫っている

すぐに線路から降りた

辺りを見回すと、生い茂る草ばかり
遠くには古くて小さい商店街らしき所が見える

かなり田舎に来てしまった事が分かった

見えにくく歩きにくい中、
商店街の小さな灯りを目指して歩いた

商店街につき、2人は 
居酒屋さんの様な雰囲気のお店に入った

大人が楽しそうに飲み食いしている姿を
見て、ほっとしたのもつかの間

お店の前に眩しい光が現れた

同時に、楽しそうに話していた大人達は
一瞬にして皆眠ってしまった

「私達も眠ったふりをしよう」と女の子
が、男の子は放心状態

そこへ 明らかに人間じゃない、
女性の姿をした『何か』が店内へ入ってきた

髪はショートで50歳位
ブラウスに膝丈のタイトスカートを着て
パンプスを履いている

バランスがとりづらいのか
すごく歩き辛そうだった

「私はあなた達の本当のお母さんなのですよー」と
全く感情のないトーンで、話しかけてきた
声は機械音に似ていた

2人に手をのばしてきて、

もうだめだ!捕まる!

という所で、最初に消えた女の子が2人を救った

そこで目が醒めた

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