Traveler

いつも通りの朝に 夢から覚めると
何時もと同じ 暗闇の中で
窓に近付き 戸張を開く
眩しい朝陽が射し込み
目を細めて外を眺める

何時も通りの仲間 現実[イマ]に目覚めると
何時もと同じ 気だるい日曜
ドアに近付き 旅路を開く
宛どない風が吹き込み
足を出して外へ進める

何時も同じ現実[イマ]も同じ未来[アス]も同じ
繰り返し宛なき人生[タビ]を続ける

何時も同じ今も同じ明日も同じ
繰り返し終わり[あて]なき旅を続ける

何時も同じ瞬間[イマ]も同じ希望[アス]も同じ
繰り返し目的[アス]なき日々[タビ]を続ける

何時までも何処までも遥かなる
転生[ミライ]へと生きて[旅して]いく

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