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毎年、複数の海外個人旅行をしているシニアです。今回は「宿泊費の削減」編です。計画から旅行費の節約などの内容を具体的に記載しています。

 毎年複数回、海外へ個人旅行をしている、仕事をしていない60歳代の夫婦です。
 贅沢をするところは贅沢をし、節約するところは節約して、安くしかも安全に個人で計画する海外旅行の方法を紹介します。旅行費用は、貯金を取り崩して充てています。少しでも長く旅行できるよう、資産の約半分を運用に回しています。詳細はこちら
 
 前回は「飛行機の予約」という内容で投稿しました。飛行機が、特典航空券で予約できれば、旅行費は大幅に削減できます。詳細はこちら
 それに加えて、今回は「宿泊費の削減」についてです。宿泊費が削減できれば、毎日が日曜日の人は、長期間の海外旅行も可能だと思います。

Airbnbに宿泊

 皆さんは、Airbnbというものをご存じでしょうか。エアービーアンドビーと読みます。詳細はこちら(Airbnb:ウィキペディア)
 私たちの経験上、最もお勧めしたいのがAirbnbです。短期間の宿泊でも長期間の宿泊 でも利用できます。費用対効果(コスパ)が最も良いと思っており、海外旅行ではよく利用します。

クロアチアのAirbnb

 初めての方は、どんな宿泊設備を想像されたでしょうか。簡単に言うと、個人が所有している空いている部屋や、1戸建て、マンションなどを宿泊場所として、提供されているものです。ホテルと違って、居心地が悪いのではないかと思われたでしょうか。
 1階にオーナーが住んでいて、空いている二階だけを借りる、というものもあります。しかし、一戸建てやマンションというのも、相当数Airbnbに登録をしてあります。登録数が多い国や少ない国がありますが、ほとんどの国にあります。

マレーシアのAirbnb

 ホテル並みにプールやジムがあるものや、入り口に警備員室や24時間対応の受付窓口があるものもあります。

ベトナムのAirbnb

 ホテルのスイートルーム以上に広いものもあります。それなのに、ホテルよりずいぶんお安く宿泊できます。
 部屋には、洗濯機や台所、冷蔵庫、食器なども置いてあり、自宅のように使うことができます。私たちは、食材を近くのスーパーマーケットで購入し、部屋で料理をして食べています。外食をすると、注文には英語が必要ですし、値段が高かったりチップが必要だったりと、少しハードルが高くなります。外食に比べ、食材はどこの国でも安く手に入ります。

Airbnbでの食事

 部屋の形態(1戸建て、マンションなど)や電子レンジ、洗濯機、乾燥機、Wi-Fiなど、条件をきめてAirbnbを選択できます。
 電子レンジがあれば、スーパーマーケットで「チン」するだけの料理も購入できます。洗濯乾燥機があれば、着替えの荷物も少なくて済みます。

 部屋への入室方法や、鍵の受け渡し方法などは、オーナーによって違います。部屋の使い方などを説明してくれるオーナーもいますし、暗証番号で入室し、細かい説明などは紙に書いておいてある場合もあります。

 Airbnbでの宿泊を決める前に、オーナーに洗剤の有無などの問い合わせができます。バスタオルを3枚用意してほしいなど、簡単なリクエストに応じてくれるオーナーもいます。
 長期間の宿泊には、割引もあります。

 Airbnbはホテルではありませんので、ホテルのようなサービスはもちろんありません。タオルなどは、数日分置いてありますが、それ以上に滞在する場合は、自分たちで洗濯する必要があります。使った食器類は、自分たちで洗わなければなりません。ベットメイキングもしかりです。
 また、部屋を汚したら、自分たちで掃除をするのがマナーです。汚れたまま退室しても問題ありませんが、オーナーからの口コミが悪くなる可能性があります。
 なおAirbnbは、ホテルのように目立つ場所にはないので、スマホの地図アプリの活用が必要かと思います。

 Airbnbの検索方法を説明します。まず、「Airbnb」と入力して検索します。

Airbnbの検索画面

 検索した中から上のような画面を出して、ロケーション(都市名など)、チェックイン日などの必要事項を入力します。

検索例

 赤丸のフィルター部分から、宿泊条件を入力すると地図と金額が出てきます。フィルターは、部屋の形態(1戸建て、マンションなど)や、洗濯機、乾燥機、Wi-Fiの有無など、宿泊の条件を入力する部分です。フィルターには無い細かな条件は、直接オーナーに問い合わせ(Airbnbを介して)ることもできます。
 上記の検索例は、ベトナム(ホーチミン)3泊などで検索したものです。
 私たちは長期間旅行するので、このAirbnbをよく利用します。交通の便が良く、ゲストチョイス(優良オーナー)の物件を選びます。
 
 私たちは、近くのスーパーマーケットで買い物をし、部屋で食材を料理します。洗濯も部屋でしますので、かなり安くつきますし、長期間滞在できます。

日本では食べない巨大な牛肉

 外食は便利でいいですが、私はチップの習慣が嫌いです。
 チップの金額が少ないと、あからさまに態度が変わる店員もいます。請求書に、チップは〇%と書いてあるものもありますが、何回外国に行っても、このチップの習慣には慣れません。

 どこの国でも、食材はとっても安く売っていますし、日本でいう消費税率も低くなっています。
 ヨーロッパのホテルは、とても高いので長期間泊まれません。ローマ市内やアテネ市内には、遺跡がそこら中にありますので、数日では見て回れません。その点Airbnbは、安いので長期間泊まれます。

 Airbnbは、長期間利用しても短期間利用するにしても、とても向いていると思います。私たちの旅行期間は、1回あたり4週間から7週間です。旅行中はAirbnbによくお世話になっています。

アパートメントホテルに宿泊

 アパートメントホテルは、Airbnbよりは高いですが、普通のホテルより安く設定されています。
 ほぼホテルと同じですが、長期滞在用の仕様になっています。部屋が広く、台所や洗濯機、食器類も準備されています。

アパートメントホテルの例(オーストラリア)

 ホテルのようにフロントがあり、そこで受付をしてもらいます。 
 連泊するのが基本で、最低でも6泊以上は連泊しなければならないなどの条件があります。部屋の掃除は数日おきですし、タオルなどのアメニティの取り換えも数日おきになります。

オーストラリアでの食事

 マンションの一部が、ホテルになっている場合もあり、旅行者だけでなく居住して生活している住民がいることもあります。
 ホテルと同じように管理がきちんとされています。値段は通常のホテルより安いので、長期滞在にはお勧めです。

ホテルへ宿泊の場合

 近隣に気に入ったAirbnbがない時や、深夜に到着する場合は、もちろんホテルが便利です。
 観光客の少ないオフシーズンですと、かなり安く泊まれます。また、シンガポールを除き東南アジアですと、円安の今の時期でも高級ホテルが安く泊まれます。なお、旅行の予定が決まったら、早目に予約するほうが料金がお得です。

 私たちがホテルを予約する際は、ホテルの予約サイトは、あまり利用しません。ただし、ホテルの検索だけには利用しています。
 ホテルは、なるべくホテルのホームページから直接予約をするようにしています。
 各種の予約サイトから、希望するホテルを選び、それからそのホテルのホームページを探します。少し手間がかかりますが、予約サイトよりホテルのホームページから予約するほうが、良い点があります。
 1.予約サイトより、おおむね宿泊料金が安く設定されています。
 2.選べる部屋の種類が多くある場合があります。予約サイトでは満室に
  なっていても、ホームページでは空きがあることがあります。
 3.ホテルへのリクエスト、例えば、静かな部屋を希望、高層階を希望、
  深夜の迎えなどの希望が、経験上通りやすいことです。
 4.検索サイトによっては、問い合わせやリクエストをしても、なかなか
  返事が来ない、などです。

 ホテルのホームページは、英語で記載されているのがほとんどですので、グーグル翻訳を使って予約します。
 グーグル翻訳を使ってもわかりにくい場合は、予約サイトで予約したほうがよいでしょう。
 私たちがよく使う検索サイトは、「アゴダ」と「ブッキングコム」です。この予約サイトでホテルを予約すると、きちんと予約の確定書がメールで届きます。また、ホテルへの問い合わせも、予約サイトを介さず直接ホテルと連絡が取れます。なお、ホテルの利用料金は「アゴダ」の場合は、前払いが多く、「ブッキングコム」は後払い(ホテルでの支払い)の場合が多くなっています。為替の影響やキャンセルする場合などで、それぞれ一長一短ありますので、状況により選択しています。

 なお、日本は、一人当たりの宿泊値段ですが、海外のホテルは日本と違い一室の値段です。お間違えの無いように。

次回の投稿予定

 投稿は、毎週の金曜日 17時に予定しています。次回の投稿予定の内容は、「2024年に計画済の旅行」について、紹介します。

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