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忘れてもいいことだけ|本の話

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mafuyuの記事のうち「本の話」
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記事一覧

抱き枕に抱かれて|2023.01.17-01.19

[2023.01.17(火)]なんて幸運だろう 妊婦健診(38週6日)、母子ともに異常なし。体重1㎏増…

Mafuyu
1年前
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立派な人になってほしい|2022.12.30-2023.01.01

[2022.12.30]友人と話す 久しぶりに気の置けない友人とLINEをして、外界とのつながりを得た…

Mafuyu
1年前
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コブのない駱駝と人生の楽屋ーーきたやまおさむ先生の話

2022年1月、最初の「K's TRANSMISSION」(FM NACK5、THE ALFEE坂崎幸之助さんがパーソナリティ…

Mafuyu
2年前
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ウンベルト・エーコ『小説の森散策』を散策しよう

かつて『薔薇の名前』を読むのに挫折して以来、ウンベルト・エーコはなんとなく敬遠してしまっ…

Mafuyu
1年前
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詩集をもっと読もう。長田弘『死者の贈り物』に触れて

詩と共に生きるなんて半分他人事のように思っていたけれど、そうでもないのかもしれない。久し…

Mafuyu
2年前
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旅行先での常備薬と同じくらい頼もしい作家はいますか?:梨木香歩『不思議な羅針盤』…

先月半ばからしばらく、どうにも落ち込んでいて、休む時間を増やしてもあまり回復した気がしな…

Mafuyu
2年前
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ウルフの『自分ひとりの部屋』を、現代日本に引き寄せて考えてみた

先日、職場の近しい人に「もし不労所得で生活していけるなら、仕事辞めますか?」と聞かれたとき、「うん、辞める~」と即答したのはきっとこの本を読んでいたからです。 ヴァージニア・ウルフ『自分ひとりの部屋』(片山亜紀訳、平凡社ライブラリー、2015年)。 「フェミニズム批評の古典」とよく紹介されるこの本は、ケンブリッジ大学の女子カレッジ学生向けに行われた「女性と小説」というテーマの講演が土台になっているそうです。初版は1929年。架空の主人公の一人語りの形式をとりながら、「女性

読めば読むほどおもしろくなる『珈琲の世界史』(講談社現代新書)の話

上野と浅草の間くらいに面白い本屋さんがあって、たまに行きます。店主こだわりセレクトの本た…

Mafuyu
2年前
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