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【米国株 2/10】CPI発表|指数反落|ILUSマネジメントレター

今日の指数

今日たまたまランチにベーグルを食べたので、サムネ写真はベーグルです。
ニューヨークはベーグルが有名で、美味しいお店がたくさんあります。

さて、今日はついにその日が来てしまいましたね、、下げ日です!
CPIの発表で、物価上昇がコンセンサスを超えたことから、一層利上げの加速や規模が大きくなるのではないかとマーケットが嫌気したことによる売りが重なりました。
金利はこの影響から2ポイントを超えました。
これはグロース株には悪影響になります。


すべての指数できれいに売られていますが、特にナスダックの下げが大きかったです。
昨日までナスダックが好調で指数をリードしていたので、その分跳ね返しも大きかったということですね。

恐怖指数であるVIXは+20%近くも上げ、23.91まで戻してきました。
また暗号通貨も反発して下げる展開となりました。

1月CPI発表

今日のCPI発表結果について、後藤さんがまとめを作ってくださっているのでシェアします。

総合とコアで差がついているのは、エネルギーの上昇分が大きいことが理由です。
Twitterでは年末までにはインフレが一段落するのでは、という見方もあるようですが、きっと噂の範囲を出ないものかと思います。

当座のインフレ上昇を抑制するために、初回の3月利上げをもともと議論していた0.25%から0.5%へと引き上げる可能性も懸念されています。

利上げのインパクトが大きいほど、マーケットへの影響も大きくなりますので3月の利上げの時の反応が危険要素です。

一方で、今日のCPI発表をやり過ごすことで、イベントごとは落ち着くとのことなので、ここからマーケットが大きく荒れる要素は減っていくのではないかと考えています。

保有株の動き

ERX

ERXは本日利確しました。
ちょうど売った後から原油価格が下がり始めたので、気休め程度にタイミングは良かったと言っておきましょう。

ILUS

ILUSは今日マネジメントレターが発表されました。

https://data-room.center/Data/ILUS/Letters/Letter1602092022.pdf

2022年2月9日
RE.希薄化、株式構造、Tトレード、資金調達、進捗状況に関する質問

株主の皆様へ

上記の点につきまして、ご報告させていただきます。
まず、以前から申し上げているように、私どもは当社株式の希薄化
について、何ら認識していないことをあらためて確認します。 GPL Ventures, LLC (GPL)がまだ株式を保有している可能性がわずかにあります。しかし、私たちはそれを確認するための情報を持ち合わせていません。ただし、GPLについては、以下のことを保証します。株主は、OTCポジションを終了するために何をするにしても、SECの監視下に置かれていることを認識しています。簡単に言えば、多くの人が推測しているような株式の投棄や希薄化はできないのです。

次に、株式構成についてですが、発行された株式はすべて譲渡制限株式です。これは前回説明したように、買収の目的です。すべての、あるいはほとんどの企業が株式公開をするのは、資金調達や事業・資産買収のための通貨として利用されます。もう一度確認しますが、私たちは 資本金や企業買収を目的とした自由売買株式は発行していません。発行している株式はすべて譲渡制限株式であり、そのほとんどは2年間制限されています。この点で、希薄化は起こっていないことを改めてご安心いただきたいと思います。

第三に、Tトレードについてですが、私たちはその背後にいるわけではありませんし、誰が責任を持っているのか見当もつきません。ということです。何らかの理由で、当社の株価は大きく操作され、今もなお続いています。また、私たちは DRCRの株でも同じような操作が行われており、ILUSのバランスシートを押し下げるための協調計画である可能性があります。風説の流布によって株価を下げることは倫理に反し、違法な行為ですが、明らかに今それが起こっているのです。もう一度言いますが、私たちはこのような戦術の背後にいるわけではありません。

私たちは、2つの信頼できるファンドから1,000万ドル規模の追加資金を確保したことを確認します。すでに開始されているこの資金調達は、中型および大型のファンドを担保にしたものです。長期無担保約束手形と、発行済みの譲渡制限付株式があります。この資金調達により、GPLは当社から除外されることになり、この資金を当社のさらなる事業拡大のために投入する予定です。両ファンドともILUSのような新興企業を支援する著名な金融機関です。彼らは、より良い条件でのリファイナンス、歴史的な有害債務の除去、バランスシートの強化に定評があります。ILUSの一貫した成長、最近のいくつかの重要なマイルストーンの達成、株式の取引量といった複数の要因によって、ILUS および同社の株主の皆様のために有益な条件を交渉することが可能になります。

今回の資金調達により、製造・販売能力の拡大、および 今回の買収があと少しで完了することから、次の買収のラウンドを考えています。また、今回の資金調達は、当社の現在および将来の事業強化の一翼を担うものです。今後、主要スタッフの採用、統合された新しいビジネスの導入など、様々なビジネスが展開されます。また、ソフトウエアの開発、研究開発など、さまざまな分野で活用することができます。
以前は、短期的・中期的なニュースを発表すると話していました。 「ニュースを見て売る」傾向がある個人投資家に警戒心を与えないための戦略です。ここで、短期・中期的な重要な発表がいくつかあることを明確にし、株主の皆様には、今後数日、数週間、数ヶ月にわたって、多くのことをご期待いただきたいと思います。

最後に、株価の操作にかかわらず、私は、ILUSが絶好調であるということを株主の皆様にお伝えしたいと思います。私たちはいくつかの企業買収を成功させ、さらにいくつかの案件が現在も進行中です。今、私たちは過去最高の売上を記録しており、大量の契約交渉を進めています。同時に、規模を拡大し、効率化を図ることで、コスト削減を実現しています。
また、新しい買収先や既存の製品それぞれにマーケティング・チームを拡充しています。簡単に言えば、ビジネスのすべての領域が次のステップに進んでいるのです。
今後ともよろしくお願いいたします。
敬具
ニック

読みにくい部分もありますが、DeepLで翻訳したものをざっと直しました。

知りませんでしたが、GPLという既存のファンドと揉めているのか、彼らはエグジットしようとしているようですね。
また、GPLが背後にいるのかは不明確ながらも、Tトレードはまだ現在進行中で、DRCRも同様の被害を受けているとのこと。
悪意のある投資家がニックのビジネスを阻害しようとしているのかもしれません。

革新的な経営者の周りには恨み妬みがあるものでしょうから、ここから大きく飛べるかどうかが、彼の経営者としての手腕の見せ所ではないでしょうか。

それでは明日も楽しい投資ライフを、Good luck!!

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