先黒summar L50mm F2を買った話。①

エルマリート３rd(エルマリートの話はコチラ)を買い、防湿庫にそっとしまった僕は新たなライカレンズを探していた。
どれもお値段高くて、まだ金銭感覚が正常だった僕は半ばあきらめかけていたのだが、ある日の帰宅中に覗いた〇ップカメラのサイトに面白そうなレンズが載っていた。
それが今は手元にあり、強烈な収差で開放ではぐるぐると流れまくる
「LEICA  Summar  50mmF2 L」
なのだ。

電車はちょうど新〇駅に到着した。
乗り換え方向に全く足が進まずに、階段下でスマホをいじってズマールについて調べまくっていた。
「経年劣化や拭きキズで柔らかい硝材の前玉は白く曇っていることがほとんどで、逆にそれが理由でシルキーで柔らかい写りになる。」だそうだ。
すっごく悩んだ。ものすごく悩んだ。
〇ップカメラのサイトのズマールは10万もせず、先黒タイプの希少なレンズらしい。
ふわふわ過ぎるのもいかがなものか…
悩んでいてもしようがない、行っちゃえ！ということで、乗り換えの電車のホームへ足は向かわずに新〇駅西口改札方面へ向かうことになった。
　
つづく。