温活があるから頑張れる!弾む心 第2話 オーナーのお人柄が癒し (板橋区 ときわ健康温泉)
さて、今朝の記事の続きです。
午後1時45分から約15分間に浴室の撮影を許していただき、オーナーに「今、どうぞ!」と言っていただき
まっさらにきれいに磨かれた浴室を撮影という貴重な経験をさせていただいたのです。
私が勝手に命名している空母風呂
空母風呂では、いつもこんな感じで湯を楽しむ私。
露天風呂コーナーには岩風呂と薬湯風呂がある。
実は前回、岩風呂に一人、ゆっくり浸かってて感じたことがあった。
板橋区内の住宅街なのに・・・・岩とお湯と風と光とのコラボレーションで、そこには確実に自然の息吹があった。
ゆらゆら~っと
時間が優しく過ぎていく。
こちら、私の大好きな水風呂。
気持ちいいくらいに水が満ち溢れている。
そんな
すごい温泉施設なんだけど、
オーナーに会った時、オーナー「もともとの設計の意図は全くわかんないんです。代々オーナー変わってて、本当、僕に聞いてもわかんないから」って。
「え~わかんないのですか?わかんないのが面白いです。取材させてください」と一方的におしまくって、実現できた取材なんです。
で、オーナーシャイさんで、写真はダメでイラストならオッケーと。
ではここでイラストでご登場いただきますね。
オーナー島さん。
「前職はゼネコンの現場監督をしてたんです。そのゼネコンが倒産し、自分も疲れきってて、で、自分自身は銭湯の経営にはタッチしたことなかったんですが、父と母の実家も実は銭湯をやってた家だったこともあって、じゃ、やってみようかって、一念発起してこの施設買いました。
一日の生活は、ほぼ、店終いが夜11時頃で、それからいろいろやって、就寝は午前3時から5時頃になる時もあります。それで、午前10時頃に起きて、掃除や湯張りの支度始め、午後2時の開店に間に合わせます。妻と二人で掃除します」
「すごい、裏での御仕事、結構大変なのですね。私、本当に何も知らず好きなだけ湯バシャバシャと使ってました」
「いや、いいんです。使っていただくための湯なんですから。皆さんが喜んでくれる顔が見れるのが銭湯の役割だと思っています。何も偉そうなこと言ってるんじゃなくって、銭湯って現場監督の仕事にもつながる部分があって、現場監督もいろんな人とのコミュニケーションが大事で、銭湯も来てくださる方とのコミュニケーションが大事。安全に皆さんに入っていただく。そこ似ているんです」
「すごい奥深いですね。私も二回利用させていただいてますが、結構、いろんな方いらしてますよね」
「男性で休日に午前に入って、また、午後に入りに来るとかいらしゃいますよ。あれ?って聞くと気持ちいいからまた来たって」
「わかります~その気持ち。あとお孫さんと一緒のおばあちゃんとか、見ると私も小学生まで銭湯に通ってたから、昔の自分を思い出してしまいますね」
「そうそう、うちの祖母から聞いた話だと、お子さんの着物や服を着せてあげる女中さんも銭湯で専任でいたらしいですよ」
「すごい、さすが銭湯の家系だからわかるお話、ありがとうございます」
「いや~ほんと、なんだろう、先に何とか正直そんな大それた展望はないんです。ただ、皆さんがこの場でほっとして、ゆっくりして帰って一日の疲れを癒してもらえればって」
「いや~本当に思い伝わります」
「そんな大それたことではないんですよ」
「今日は忙しい中本当にありがとうございました」
こんな感じで
いいお湯なんです。
湯はすべてメタ系酸が含まれている天然温泉。
いつもいらっしゃる常連さんが、数日もいらしゃらないと、お客様同士で心配しあっているんだそうです。
やはり銭湯は地域の重要な拠点で、しかも、そこを実はオーナーさんたちがしっかりと守っていらしゃる。
その活動のおかげ様で私も貴重な湯に与れるのだ。
帰り道、本当に感謝なんだな~って思いました。
島さん。
貴重なお話、ありがとうございました。
これからも立ち寄りさせてください。
いい湯なので皆さんもぜひ、行ってみてくださいませませ。
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