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至極普通の家庭に生まれました②

前回言った通り、幼少期はわりと虚弱で華奢でした

よく家族で買い物とかにも行った話はしましたが、当時はネットショッピングなどなく、アウトレットやディスカウントショップまで遠出をするので結構長い車移動もありました。

姉は寝てしまう事が多く、そんな時退屈な私は「ラジオかけてー!」と言っていたようです。が、そんな時音楽ではなく落語や漫才が流れると「これ」と言って大人しくなった子供でした…

近所に落語好きなお兄ちゃんがいて、小学校低学年の時に一時期仲良くなり、低学年の子供は記憶力がいいので私は何故か「寿限無」と「饅頭怖い」を覚えてしまい、学校から帰りながら寿限無を言ったりしていました。

まぁ、変わった子供ですよね(笑) 学校帰りに決まった子供と必ず帰っていたわけでもなく、みんなそれぞれ学童保育や習い事があった為、色んな子と帰っていたと思います。その時「また一緒に帰りたい」「アイツと帰ると面白い」と思われたくてエピソードトークをしたり、話を盛ったり作ったりしていました。で、自分の家の前でオチになるように話して帰ると、本来は途中から別れて別の道で帰るはずの相手が周り道して自分の家の方から帰ってくれる事に気付きました。寂しがり屋だったのでそんな工夫をしていました。

変わった子供で、屁理屈屋で華奢で虚弱な私はごく普通に昭和のイジメ(今の知らんけど)にも遭いました。 


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