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点と点は線としてつながっていくと信じてキャリアを進める

今週、いよいよ異動となりました。

新しい勤務地、新しい仕事内容、新しいメンバー。

10年前には想像もしていなかったキャリアを、私は今歩んでいます。

後悔は全くしていなくて、きっとこれまで起きた全てのことが、いつかつながっていくのだろうと信じています。

異動の連絡をした際、「裏切り者」認定されても仕方ないと思っている中、多くの方から温かいコメントをいただきました。改めて幸せ者だな、と。

新しい部署でも、以下を意識して進んでいこうと思います。

自分自身にもひとにも明るさと元気を与えられる人であること。
自身の、ひとの良いところを見つけ、最大限生かすこと。

いっちゃんの行動指針のひとつ

さて。お気づきの方が多いかと思いますが、タイトルの「点と点」は、2005年6月に米スタンフォード大学卒業式でスティーブ・ジョブズが行ったスピーチの有名なエピソードからです。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.
繰り返しですが、将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。

スティーブ・ジョブズ スピーチより

そしてキャリアコンサルタントであれば全員が知っているであろう以下の理論。

プランド・ハップンスタンス(Planned Happenstance)は、日本語で「意図された偶然」や「計画された偶発性理論」と訳される、比較的新しいキャリア論です。20世紀末にスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱した理論で、これまでになかった偶発性とキャリア形成の関係を示すものとして注目を集めました。

プランド・ハップンスタンス理論のポイントは、以下の三つです。
・変化の激しい現代において、キャリアの8割は偶然の出来事によって形成される
・偶然の出来事を利用して、キャリア形成に役立てる
・自ら偶然の出来事を引き寄せるよう働きかけ、積極的にキャリア形成の機会を創出する

プランド・ハップンスタンスとは――意味と例、偶発性とキャリア形成の関係を示す注目のキャリア理論 - 『日本の人事部』 (jinjibu.jp)

この20年ほどの間に起きたキャリアにおける出来事は、自分自身の興味からの働きかけと偶然によってもたらされたものでした。

それらを、ただの点と点にとどめるのではなく。
線にしていくように。
楽しくワクワクして進んでいこうと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。

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