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1/100ってなんですか?|「1/100」のトリセツ#1

はじめまして、1/100(読み方:ひゃくぶんのいち)と言います。

「れいすいき」という人間がひとりで運営するwebメディアになります。

「1/100」がどんなことをするメディアなのか、取扱説明書を作りました。(続きは#2以降へ)

・名前の意味は?

1/100。

この数字はアロマンティック/アセクシャルの割合としてよく言われる概数「およそ100人に1人」から取っています。

ざっくりですが、人に対して性的に惹かれない指向のことをアセクシャル(=アセクシュアル)といい、人に対して恋愛感情がわかない指向のことをアロマンティックといいます(以下、アロマンティックもしくはアセクシャルを「Aro/Ace」とします)。

その2つの指向はおおむね100人に1人くらいしかいないと言われ、実生活ではめったに会うことがないとされています(ちなみに電通ダイバーシティラボ「LGBTQ+調査」2020によると、Aro/Aceのいずれかもしくは両方に当てはまる人の割合は0.81%とのこと)。

最初にこの割合を知ったとき、自分はこう思いました。

「100人に1人しかいない」

わずか1%、もしかしたら生きている間に同じような人に実生活では会えないかもしれない。

「100人に1人だけなんて、私は普通ではないんだ…」

“マジョリティー”ではない自分を呪ったこともありました。でも少し立ち止まって考えてみると、「100人に1人」ってすごい個性じゃないですか?

他の人と違うことは恥ずかしいことではありません。むしろその人ならではの個性として誇りに思っていいと思うんです。

100人に1人の存在。

「ではない」という否定ではなく、1/100の「ある人」(A person)に着目したい。そんな少し前向きな思いでAro/Ace関連のテーマを扱いたいなと思っています。

ではどんな方にどんな記事を届けたいか、#2以降で説明していきます。

※7/2 指向の字が異なるというご指摘をいただき訂正しました(志向→指向)。ミスリードのある表現をして、申し訳ありません。

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