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人の人生は食べ物と似ている

私の父親は言葉で説明できない位ひどい人だった。
でもそんな父親が生きながらお手本として見せてくれたのだと、今は思ってる。

父親はとても臆病で、自分を誤って甘やかしてしまった人だった。
人生に起こった嫌な事は全部人のせい、
その時だけ自分をごまかしていい思いをしながら生きてきた。
だから最後は見たくない現実しかない、
取り返しがつかない人生しか残らずに、
相当苦しんで人生を終えた。

最初に美味しい部分だけ食べてたら、
最後は美味しくない部分しか残らない。

嫌でも若いうちに美味しくない所も食べておけば、それは自分の栄養分にもすることができる。
父親の人生からそんな事を思った。

反面教師とゆう事かもしれない……。

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