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手のひらサイズのきみへ/4月23日の日記

 今日はどうにもネタらしいネタがないので、ふと目についた「ぬい」の話でもしようと思う。
 (「ぬい」とはなんぞやという方は4月17日の日記を見てね)

 わたしは作業する時、自室のテーブルだったりリビングのテーブルだったり、気分であちこち移動している。
 それでなんとなく、ぬいも一緒に連れ回して傍らに置くことが多い。作業の監視要員兼、見守り係として。
 丁度手のひらに収まるサイズのぬいだけど、持ち上げる度にその厚みがどうにも愛おしいなと思うのだ。そもそも厚みと言うより、もはや程よい薄さと言った方がいいのかもしれない。


そして思うのだ。


 トイ・ストーリーを観る度に、ああ、この子も動いて喋ったらいいのにな、と。
 こんなに小さい布と綿の塊は、一体何を考えるんだろう。


 手のひらサイズのきみへ。

 きみにはこの世界がどう見えているのかな。

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