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「19番ホール」への興味と憧れ

今となっては、30歳はまだまだ若者という感覚が近いのかもしれないけど、俺が子供の頃の30歳は完全におじさんかどうかの境目だったように感じていました。

おじさん世界へのゲートとは行かないまでも、じんわりとおじさんへとなりつつあるボーダーラインであり、自らをおじさんだと自虐ネタにしても許されやすくなるグレーゾーン内にある30歳。

今はそのチェックポイントを過ぎてしばらく経った34歳。

俺の周りにいる同世代の人間は、やれ「カルビがキツくなった」だ「酒が残りやすくなった」だ「髪のうすさが気になってきた」だという話題が出始めます。

そして、身体と共に精神も大人になっていくのか、ゴルフをやり出す人も増えたように感じます。 

女性用の可愛いウェアがあることで若い人がやるイメージもつき始めてはいますが、やはりおじさんっぽいイメージはまだ根強い気がします。

個人的にはまだゴルフへの興味は薄いのですが、ゴルファーにとっての「19番ホール」つまり『ゴルフ後の飲み会』はすごく楽しそうだし、良い表現だと常々思っています。

分からない方に説明すると、ゴルフは通常18ホールを回った後のスコアで勝敗を決めます。
ホール数を数える時は「〇番ホール」と呼ぶので、その後にあるイベントとして「19番ホール」なわけです。
趣があっていいですよね。

この19番ホールって言い方を、他のスポーツや趣味でも活用すれば、アクティビティとしての価値が高まるのでは無いかと考えたのです。

例えば、
基本的に9回の裏表(9イニング)で終わる野球なら、【10回表もしくは10イニング目】

野球と似ているクリケットだと、2イニングで終わるので【3イニング目】
試合が終わるまでに日をまたぐことも珍しくないらしいので、3イニング目は2日目の夜になるかもしれません。

サッカーなら、アディッショナルタイムを分数に考慮しないなら【91分目】

バスケットボールだと【第5クォーター】や【第5ピリオド】

相撲はその人たちの格付けにも依りますね。
幕下なら【31番目】、幕内なら【19番目】
図らずとも、最も豪勢そうな幕内後の飲み会はゴルフと似た表現になりました。

オセロだと、64個全ての石を置いた後の【65手目】

マラソンの場合は【42.196キロ目】
※レース後はそんな場合じゃ無さそうですが

早押しクイズは、よく使われる7マル3バツルールだとすると【8マル目】
※正解する前提だから前向きで楽しそう

100マス計算だと【101マス目】


19番ホールが最もしっくりくる感じはありますが、身近な人が第5クォーターや8マルめの話をしてたら、趣味としての期待度が上がる気がします……!

この他、何かした後の飲み会としていい表現が思いついたら教えてください。

それじゃ、また。

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